ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

南相馬市及び相馬市への旅

「私は地では旅人です。あなたの仰せを私に隠さないでください」(詩119:19)。

 年末はクリスマス集会の為に忙しかったので、終わってから26〜27日の2日間宿泊して、南相馬市の鹿島区に住んでいる友人を訪ねた。この宿泊施設コモド・イン南相馬は、鹿島駅から西に車で約8分、267号線を3・8キロ進んだ所にある。34号との交差点を右折すれば直ぐである。この旅の始めから終わりまで、少し見て来た所など順に触れてみたい。この34号は267号とは対照的で、南下すれば南相馬市の中心である原町区の市街地に出られるので、普段は結構車が連なる。

 私の住むいわき市勿来町からは、車でおよそ3時間かかる。広野町楢葉町に跨るJヴィレッジまでは、約1時間で行ける。
 福島復興とかいろいろ言われているが、双葉郡のこの2つの町は若い人も含め割合帰還して来ている。有名な天神岬公園も楢葉にはあるから、人気のスポーツであるサッカーの事も含め、戻って来る動機にはなっているかも知れない。
 7年4ヶ月経過して再開したこのJヴィレッジ、今年の1月26日にはハーフマラソンが行われる予定だし、その後もサッカーに関するいろいろな行事があるだろう。
 五輪の出発点の候補でもある。そこから南に向う聖火ランナーは、たぶんいわき市浜通りを通って、全国を巡るのだろう。
 国道6号を利用し、楢葉まではそれが可能だと思われている。放射線量も比較的低いし。
 今回は車内に線量計を持ち込んで、帰りに宿泊施設を出てから、双葉、大熊、富岡、楢葉と、正確とは言えなくても、だいたいの線量を把握出来た。ちなみに私の友人宅の敷地は、毎時0.38マイクロシ−ベルトを示していた。
 それで帰路南下して双葉から大体記録した所を述べるなら、双葉は0.38から0.89と上昇し、大熊町に入ると1・98くらいあった。富岡町に入り、帰還困難な夜ノ森近くで0.87だったか。これは時速50キロくらいの車内での計測である。一応法的基準値とされる毎時0.23マイクロシーベルトより高い。富岡町では役場に近づいてから、信号の黄色い点滅が消え、多少賑わいを見せているが、狭い範囲だ。次の楢葉も最初のうちは、田園風景がずっと続く。
 だから現状で双葉郡双葉町大熊町富岡町の6号沿いは、若者が走る聖火リレーなんて駄目である。路上での線量は現在双葉町が一番高い。
 このコースについては、まだ公表されていない。木目細かく慎重に検討する事になるだろう。私は勿論それだけでなく、五輪開催も反対の立場である。
 次回もしばらく視察で気づいた事を述べたい。
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