ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

心配おかけしています

「ロトは、自分のためにヨルダンの低地全体を選んだ。そしてロトは東へ移動した。こうして彼らは互いに別れた」(創世13:11)。

前のブログから相当時間が経ってしまった。昨年9月から不整脈と排尿障害が突然生じ、かかりつけ医からあちこちのクリニックや病院を紹介され、ずっと振り回されていたからだ。そしてこの2月2日にやっと主原因が突き止められたように思う。

断定出来ないのは症状が一向に快方に向かわないからだ。それは隠れた難病かもしれない。

飲酒以外の酩酊様歩行で検索してみると、小脳脊髄変性症というのが見つかると思う。MRI像では確かに小脳が萎縮していると言われた。それがれっきとした症状として現れたら難病指定となる。しかし脳神経内科医と対峙している僕は、まだ立ったり座ったり出来る。もしその難病ならば、とっくに歩く事が出来なくなり、車椅子の生活になるという。それでずっと経過見だった。

ところが昨年9月台風時の特有の低気圧で、酩酊様歩行はますますひどくなり、首の後ろが猛烈に痛くなり、ひどい不整脈が出て来るようになった。徐脈・頻脈入り混じった乱脈だった。24時間心電図は明らかに頻脈による心房細動を捉えていたし、紹介を受けて行ったクリニックでも、心エコーなどの結果からそう診断された。

さらに9月それまでの夜間頻尿が一歩進んで尿漏れを起こすようになった。それはショックで、夜間よく眠れなくなったし、水分は随時摂らなければならないのに、夕方からピタッと止めるようになった。

それも紹介を受けて或る病院の泌尿器科に行った。すると直ちに原因が分かった。前立腺肥大による、膀胱内尿滞留が通常の3倍はあるとの事だった。直ちに手術を勧められた。

問題はなぜこの心房細動によるめまいやたちくらみ、排尿障害が同時期に生じたのかという事だった。基本の小脳変性の問題と関連付けてみると、小脳変性症と共に、多系統萎縮症という、これまた難病の一つが浮かび上がった。それを脳神経内科で訴え、入院検査の予定だったのが、上述の別の検査で延び延びになり、やっと今年の2月2日、待ちに待った再度のMRI撮影結果の結果が知らされる日が来た。果たしてそうした難病なのかという診断がされたのである。
結果はMRIで顕著にみられる脳橋のマークが見られず、簡単なバランスをとる検査でも、逆に改善が見られるという、思いがけない結果となった。

すると残るは糖尿病合併症としての神経症の進行ではないかという推察だけになったのである。しかし酩酊様歩行は終息する気配がない。室外でも室内でも転倒・骨折しないよう、四六時中バランスをとる事に注意しているため、1日が終わるとぐたっとするようになった。今後は一段と糖尿病合併症に気を付けなければならない。腎症もかなり進んでいる。

その為福島の外れ茨城県と境を接する勿来で、一人でいるのは危ぶまれるようになった。僕のところは軽自動車が入れず、道路や土地・家屋の拡張とか改築が不可能な所だった。もし将来車椅子になるとすれば、それで家の中に入るのは不可能だった。

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そんな思いでいた時、通う教会の或る姉妹の遺志で建築中だったケアハウス「エリムの泉」が完成した。昨秋であった。そこの牧師がしばしばここに入居しないかと勧めていたのである。2階建てのこの家は4部屋あり、65歳以上の一応自立出来る教会員が入れる。*画像の正面2階建の建物で、隠れている左の隅の204号。

僕は意を決してこの1月17日、5年前の教会通いからちょうど5年目、奇しくも同じ日曜日に引っ越しを断行した。半壊同様だった勿来の我が家から、真新しく、空調も床暖房もあり、風呂も自動で、暖房便座も備わっているこの家に移住した。キッチンのIHと格闘しながらレシピを考え、毎日まるでパラダイスのような気分を味わっている。セキュリティを考え、2階まではエレベータ―を使うので、車椅子でも安全だ。神の導きと確信する。

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という事で空白の数か月だった。気圧の谷に入ると通過するまで執筆出来ない。後どれほど執筆出来るか分からないが、皆様が心配して下さっている事に深く感謝する。