ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

東京都葛飾区水元公園全国工芸展を見に行く

 2012年11月30日は、とても寒く今にも雨が降りそうな天気でしたが、自転車に乗って、江戸川対岸の葛飾水元公園まで、全国の陶芸展を見る為に行って来ました。
 そこまでのアクセスは結構不便で、最短距離を行くとしたら、江戸川でも数少ない橋のうち、上葛飾橋を渡らなければなりません。元々有料道路だったようで、車優先、自転車や歩行者は一度途中ですぐ下の側道まで降りなければならず、決して「人にやさしい」橋でない事が分かりました。寒いのにこの橋を渡るだけで、汗をかきました。
 水元公園は私の住む松戸の西を流れる江戸川の反対側、埼玉県三郷市の南境(大場川で区切り)から東京都葛飾東金町にまで至る広大な公園です。

 ここを端から端まで歩くのは大変なので、地図のほぼ中央「冒険広場」の近くに特設された臨時の陶芸店を見るだけにしました。
 全国と銘打っていますから、道に沿って長くお店が並んでいます。有田焼、備前焼美濃焼、笠間焼、益子焼…ところ狭しと陶芸作品が並んでいます。

 その中では唯一笠間の陶芸工房だけ、茨城時代訪れた事があります。ここでは無料でロクロを回して陶器作りを体験させるサービスを行っていました。しかし残念な事に始まりの時間に出かけただけでなく、どんより曇って寒いので、予約した人が来ません。やはり晴れた土日に子どもたちが挑戦してみるとの事で、本日は諦めて帰る事にしました。この写真が本日の目的だったのに。

 別に買うつもりはありませんでしたから(実は東日本大震災でだいぶ家のコップや皿が壊れ、本当は急のお客さんの為に用意しておくべきでしたが)、一通り見てから帰る事にしました。
 この会場に至るまでは、高さ20メートルに達するポプラ並木が並び壮観でした。

 ところが会場のすぐ裏は何とメタセコイヤの森となっていて、これもまた壮観でした。このスギ科の針葉樹、地質学では新生代第三紀中生代最後の白亜紀に続く)に北半球で栄えていたとされ、中国などでは化石としてよく出て来ます(*およそ2千万年前絶滅と言われています)。従って現在のメタセコイヤは「生きている化石」または「化石木」とも呼ばれています。勿論日本でも化石は見つかっています。これは進化論とは矛盾します。今もこうした立派な姿を見せて生きているからです。
 水元公園メタセコイヤは、ネットの情報では1949年に植えられたとの事です。

 というわけでロクロの実演が見られませんでしたが、聖書にはこのロクロと陶器及び陶器師はよく出て来ます。
 「【主】からエレミヤにあったみことばは、こうである。『立って、陶器師の家に下れ。そこで、あなたに、わたしのことばを聞かせよう。』私が陶器師の家に下って行くと、ちょうど、彼はろくろで仕事をしているところだった。陶器師は、粘土で制作中の器を自分の手でこわし、再びそれを陶器師自身の気に入ったほかの器に作り替えた。それから、私に次のような【主】のことばがあった。『イスラエルの家よ。この陶器師のように、わたしがあなたがたにすることができないだろうか。──【主】の御告げ──見よ。粘土が陶器師の手の中にあるように、イスラエルの家よ、あなたがたも、わたしの手の中にある』」(エレミヤ18:2−6)。
 ここでは主である神が陶器師、造られる人間が粘土に譬えられています。人間の生死のかぎを握っておられるのが、この主なる神です。