ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

グリーンピースインターナショナルの見た日本原発訴訟

2012年7月6日のグリーンピースインターナショナルサイト(http://www.greenpeace.org/international/en/news/Blogs/nuclear-reaction/japanese-citizens-take-their-nuclear-fight-to/blog/41287/)では、「日本の市民は原発との戦いを裁判に持ち込ん…

再び国会周辺包囲デモへ

2012年7月29日は日曜日で、教会の第一、第二礼拝を守った後直ぐ出て、東急田園都市線から、千代田線に乗り換え、前回の国会議事堂前駅ではなく、霞ヶ関駅で降りて国会議事堂に向かいました。7月13日の夜は、国会議事堂前駅の階段から先になかなか…

再びたくきよしみつ氏の本を読んで

たくきよしみつ氏の事は以前ブログで触れました(http://d.hatena.ne.jp/hatehei666/20111230/1325237758)。 『裸のフクシマ』という題の本を読んでからです。それが出版されたのが昨年の10月、そして今年の4月に岩波ジュニア新書から『3・11後を生き…

下総国分寺

2012年6月25日、天気はあまりよくありませんでしたが、松戸の西隣の金町駅から京成金町線で二つ目の高砂へ、そして京成本線に乗り換えて、江戸川を越えた一つ目の国府台駅から歩いて、下総国分寺と国分尼寺の跡を見学して来ました。駅から北上し、か…

ベトナム戦争でナパーム弾攻撃により裸で逃げた少女

1970年頃、大学の全共闘運動と共にべ兵連の活動にも関わっていた私は、1972年6月8日の新聞に釘付けになりました。 背景は黒煙でもうもうたる状況、その前を銃を構えた米兵が4人ほど、そしてカメラが構えている中心に素っ裸の少女が泣きながら逃げ…

国会の事故調査委員会英語版への批判

2012年7月12日の朝日新聞では、「原発事故、文化のせい? 国会報告書に海外から批判」という題で記事が書かれていました。 国会報告書とは国会の事故調査委員会(黒川清委員長)による報告書の事です。朝日報道にもありましたが、そこでは厳しい規制…

東電を未必の故意、業務上過失で告発している槌田敦氏

図書館で『福島原発多重人災 東電の責任を問う』という題の本を借りて読みました。著者は物理学専攻でこの原発事故原因究明でめっぽう強い槌田敦氏と、タンポポ舎という所で働いていて、これまた原発原因に詳しい山崎久隆、原田裕史氏の3名です。特に本の最…

両国探訪2

既に両国探訪1で書きましたが、両国駅南口から直ぐのところにある回向院を次にまっすぐ東のほうへ歩いてゆくと、そこに何とあの播州赤穂藩浅野家三代目浅野内匠頭が刃傷に及んだ吉良上野介の邸宅があります。 写真の右側に立つ石碑に「赤穂義士遺蹟 吉良邸跡…

尖閣諸島国有化問題の棚上げ

突然降って湧いたような石原東京都知事の尖閣諸島の都による買い上げ問題、どうなるのか、またどう考えるべきなのか、いろいろ見守って来ましたが、ここに来て野田政権は、何と国が国有化するという事を言い出しました。 2012年7月11日の朝日新聞は、…

聖書学者荒井献の主張する「だれもが弱者」

2012年7月2日の朝日新聞夕刊に「『弱さを絆に』生きる」という題で、聖書学者荒井献さんへのインタヴューがありました。 東日本大震災後『絆の力』で困難を克服しようという標語が盛んに吹聴されていたようですが、これは言い換えると、皆が連帯して頑…

両国探訪1

2012年6月11日JR常磐線で上野まで出て、山手線から秋葉原で乗り換え、総武線で両国まで行ってみました。初めての事です。幾つか見るべきところがありましたが、今回はまず南口を下りてまっすぐ南に進み、回向院というところに行きました。 ] ちょう…

7月13日の反原発国会周辺デモ

2012年7月13日午後5時半に出て、地下鉄千代田線の国会議事堂前駅で下り、周辺での自発的な反原発デモに加わりました。 毎週金曜日にそこでデモが行われているという情報は、ごく最近友人を通して知りました。それをネットで調べてみると、参加人数の…

ルーズベルト大統領の唱えた4つの自由

2012年7月9日のハフポストサイトでは、リチャード・トラムカ氏(米労働総同盟産別会議議長。「ウォール街を占拠せよ」のデモを支持)が、「自由はただではない=Freedom Is Not Free」という題で記事を書いていました。 この自由はただではないという…

国は会社よりさらに冷酷になれるー池澤夏樹氏の主張

2012年7月3日の朝日夕刊「終わりと始まり」の欄では、これまでも取り上げた事のある私の高校の1年先輩池澤夏樹氏が再び登場していました。 池澤氏は信仰という一点を除けば、その主張は全て共感出来るし、学ぶところが多く、連載を楽しみにしています…

7月16日の代々木公園反原発大集会

2012年7月16日、朝昼の弁当を作り、11:30からの代々木公園での「さようなら原発10万人集会」に参加する為、地下鉄千代田線で代々木公園駅まで行って来ました。昨年9月19日以来の大集会企画でした。メインの第一ステージは坂本龍一氏、大江…

ヒッグス粒子の「発見」

2012年7月5日の朝日新聞は、「ヒッグス粒子か 発見」という題で、1面トップで報じていました。 私もその名は知っていましたが、どういう性質のものか分からなかったので、特に創造論の3つのサイトの論評を参考に、勉強してみました。 既にブログ「仲…

社会的共通資本とは

現在の全く混沌としている政治・経済・社会情勢の中で、もう一度「社会的共通資本」の事を考えてみようと、図書館で宇沢弘文著『社会的共通資本』を借りて読みました。この本12年前の出版なのに、今尚新鮮さを一杯感じさせます。 まず以前のブログでも触れ…

イスラエル建国に寄与したイツハク・シャミールの死

2012年7月1日タイム誌電子版(英文)では、「素っ気無い巨人:イツハク・シャミール(1915〜2012)の遺産」といった題で、元イスラエル首相のイツハク・シャミール氏がアルツハイマー病で死んだ事を報じていました。 http://www.al-nakba-histo…

米国独立記念日の背後にあった事

2012年7月2日の米国ハフポストサイトに、ジム・モイヤーズという人が「独立記念日にトーマス・ジェファーソンの裏切りも覚えておこう」といった題で記事を書いていました。 この7月4日は米国独立記念日でした。山川世界史を見ますと「1776年7月…

門前仲町にある二つの寺

2012年5月31日、東京都江東区の門前仲町まで行って来ました。きっかけは評論家川本三郎氏の東京下町散歩に関わる本を読んでからです。 川本氏は私より2歳年上で、東京渋谷で生まれ、杉並区の阿佐ヶ谷で育っていますから、れっきとした山の手族と言え…

東日本大震災津波による死亡者・家族

東日本大震災で生じた津波では、2012年3月末までの統計では、死者・行方不明者を含め2万人に近づいており、今なお捜索は続けられています。 私たちは新聞やテレビの映像でその猛威をまざまざと見せ付けられ、その犠牲者のあまりの多さに震撼しました。…

いじめによる自殺は繰り返す

2012年7月4日の朝日新聞に、「死亡生徒に『自殺練習』」という題での調査記事がありました。これは滋賀県大津市での市立中学にて、ある男子生徒が自宅マンションから飛び降り自殺した(まだ断定的ではありませんが)事で、学校側が全校生徒を対象に行…

米国最高裁医療保険法改正の裁決

日本人には国民皆保険制度がある為、医療費は私の場合3割負担で、最も高く後発品のない薬でも総額13,460円のところ、4,038円で済みます。国民健康保険料をきちんと支払っている限り安心出来ます。 ところがこれが米国の場合大変です。日本のよう…

坂本龍一氏の核廃絶への思い

2012年6月27日の朝日新聞に、「人類は核と共棲できぬ」という題で、音楽家の坂本龍一氏が記事を寄せていました。 坂本氏は私よりほぼ6年後に東京で生まれ、都立新宿高校時代から学生運動をやっていた事は知っていました。朝日によればベトナム戦争が…

禁酒の話

6月25日の朝日新聞に「酔わせます 禁酒の話」という題の記事が載っていました。発端は高島福岡市長が職員に一ヶ月間自宅外で飲酒しないようにという通達を出した事です。この期間が過ぎたので、朝日ではいろいろ取材したようです。 日本で禁酒の動きは既…

ベツレヘムの生誕教会、世界遺産となるか

2012年6月21日のタイム誌電子版(http://world.time.com/2012/06/21/palestinians-champion-jesus-birthplace-to-boost-statehood-bid/?iid=gs-main-lede#ixzz1yTSZ7lIW)に、「パレスチナ人たちはイエスの降誕地を防御して戦い、国家独立を得ようと…

夏目漱石の『門』

久し振りに夏目漱石の本を続けて読んでいます。信仰者の視点からどうなのかという疑問からです。今回は『門』です。 主要な登場人物は野中宗助とその妻御米、宗助のかつての友人安井などです。 安井は京都の大学の近くに下宿していましたが、その後閑静な一…

弓矢の背後にある複雑な思考

2012年6月25日のサイエンスデイリサイトに、上記の題で論文の紹介がありました。テュービンゲン大学と南アフリカの研究者たちによる成果です。 ケンブリッジ考古学誌に発表されましたが、普通には閲覧出来ません。 弓矢というのは先史時代の文化の指…

哲学者森岡正博氏の永遠問題への批判

2012年6月18日の朝日新聞夕刊「こころ」欄では、「生きるレッスン」と称して、哲学者の森岡正博氏が執筆していました。この欄他にも明川哲也氏やあさのあつこ氏が登場しており、長く続いています。 この日の「生きるレッスン」は、「永遠はあるのか」…

大瀧雅之著『平成不況の本質』を読んで

経済の本は私にはなかなか難しく、上記のような新書でも読み通すのは至難の業です。簡単な数式でも、良く考えると中が深くて理解は容易ではありません。この本も時間の関係で結構飛ばしてしまいましたが、随所に光る部分があって学ぶところが多かったので、…