ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

2019-01-01から1年間の記事一覧

Jヴィレッジの聖火ランナーは安全なのか

「賢い人はわざわいを見て身を隠し、浅はかな者は入って行って痛い目にあう」(箴言27:12) 東京五輪は復興五輪の名のもとで、来年3月26日聖火リレーが福島県楢葉町、広野町に跨るJヴィレッジからスタートする。その日のうちに南下していわきに至り…

中村哲ー医者の不養生への強烈なパンチ

そこでイエスは彼らに言われた。「きっとあなたがたは、『医者よ、自分を治せ』ということわざを引いて、『カペナウムで行われたと聞いていることを、あなたの郷里のここでもしてくれ』と言うでしょう。」(ルカ4:23) イエスの時代、「医者よ、自分を直…

鮫川、蛭田川は氾濫しなくても肝を冷やした

「そのとき大水は私たちを押し流し濁流は私たちを越えて行ったであろう」(詩124:4) 19年10月12日夜遅くいわき市を通過した台風19号は、激しく長時間続いた降雨で、河川が大小問わず増水し、スマホには避難を呼びかける通知が何度も届いた。翌…

あまりに杓子定規な被災者生活再建支援法

「 わざわいだ、偽善の律法学者、パリサイ人。おまえたちはミント、イノンド、クミンの十分の一を納めているが、律法の中ではるかに重要なもの、正義とあわれみと誠実をおろそかにしている。十分の一もおろそかにしてはいけないが、これこそしなければならな…

台風19号といわき市中心部平の被害

「【主】はこう言われる。『見よ。北から水が上って来てあふれる流れとなり、地とそこに満ちているもの、町とその住民を押し流す。人々はわめき、地の住民はみな泣き叫ぶ』」(エレミヤ47:2)。 私の住むいわき市は台風19号の直撃を、10月12日の真…

罪意識の欠如

「なぜなら、人はだれも、律法を行うことによっては神の前に義と認められないからです。律法を通して生じるのは罪の意識です」。 コンプライアンス=企業の「法令遵守」という言葉があるが、これは事実上死語だ。誰も厳密に遵守などしていない。特に大企業の…

星一の事

「イエスの評判はシリア全域に広まった。それで人々は様々な病や痛みに苦しむ人、悪霊につかれた人、てんかんの人、中風の人など病人たちをみな、みもとに連れて来た。イエスは彼らを癒やされた」(マタイ4:24)。 福島に来て星一という人が、しばしば新…

若松丈太郎氏の事

「十二弟子の一人で、デドモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。そこで、ほかの弟子たちは彼に『私たちは主を見た』と言った。しかし、トマスは彼らに『私は、その手に釘の跡を見て、釘の跡に指を入れ、その脇腹に手を入れ…

テニヤンの末日

「ヨナタンは、自分自身のようにダビデを愛したので、ダビデと契約を結んだ」(Ⅰサムエル18:3)。 今年は白河市出身の芥川賞受賞作家中山義秀が没後五十年という事で、白河市大信の生家近くにある中山義秀記念文学館を主体に、ゆかりのある二本松市等で…

萩原朔太郎賞

「聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です](Ⅱテモテ3:16) 図書館から萩原朔太郎賞を受賞した和合亮一の『QQQ』という本を借りて読んだ。 和合は福島市在住の詩人で、高校の国語教師もしている。2011年3…

特定技能外国人受け入れで廃炉作業は進むのか

「 今、私は才知に恵まれた熟練工、職人の長フラムを遣わします」(Ⅱ歴代2:13) 19年4月19日の東京新聞は、東電が廃炉作業で「特定技能外国人」を採用する方針を明らかにした事を報じていた。 はてなと思ったのは「特定技能外国人」という言葉であ…

創立150年を迎える靖国神社は何を考えていたのか

「人の子よ。これらの者たちは自分たちの偶像を心の中に秘め、自分たちを不義に引き込むものを、顔の前に置いている。わたしは、どうして彼らに応じられるだろうか』(エゼキエル14:3)。 靖国神社は今年で創立百五十年になり、それを記念する秋季例大祭…

学校の当たり前をやめる事

「見よ、わたしは新しいことを行う。今、それが芽生えている。あなたがたは、それを知らないのか。必ず、わたしは荒野に道を、荒れ地に川を設ける」(イザヤ43:19)。 今までの慣行、習わしを廃止して、何か新しい事を行うというのは、守旧派からの反対…

福島第二原発の廃炉はよかったが。

「もし、私が金を自分の頼みとし、黄金に向かって『私の拠り頼むもの』と言ったことがあるなら‥これもまた、裁判で罰せられるべき不義だ。私が、上なる神を否んだのだから」(ヨブ31:24,28) 福島第一原発の悲惨な事故に遭遇した福島県人は、その全4…

双葉郡視察の旅4

「もし彼らが思っていたのが、出て来た故郷だったなら、帰る機会はあったでしょう。しかし実際には、彼らが憧れていたのは、もっと良い故郷、すなわち天の故郷でした。ですから神は、彼らの神と呼ばれることを恥となさいませんでした。神が彼らのために都を…

双葉郡視察の旅3

「──【主】はこう言われる──見よ。わたしはヤコブの天幕を回復させ、その住まいをあわれむ。都はその丘の上に建て直され、宮殿はその定められている場所に建つ」(エレミヤ30:18) 双葉郡視察の旅で三番目に訪れたのは「道の駅ならは」だった。 福島第…

双葉郡視察の旅2

「 初めのことは、見よ、すでに起こった。新しいことを、わたしは告げる。それが起こる前にあなたがたに聞かせる。」(イザヤ42:9) 2番目の視察地は広野町と楢葉町に跨るJヴィレッジと、新しく出来たJヴィレッジ駅だった。 建設中の駅工事では常磐線が…

敗戦後日本の平和到来

「悪を離れて善を行い平和を求めそれを追い続けよ」(詩34:14)。 ネットが開通してから、図書館のホームページにやっとアクセス出来るようになった。しかし室温30度の中、詳細検索をやめ借りた本を2冊返し、1冊延長したのが、このブログで記す田宮虎…

運動失調症

「しかも、人は一生、闇の中で食事をする。多くの苛立ち、病気、そして激しい怒り」(伝道5:17)。 昨年8月頃は糖尿病の進行状況の目安となる平均値(A1c)が高止まりで、おそらく食後の血糖値も300を超えていたと思う。 どういうわけか、歩いていると…

ブログ長い期間の中断について

「あなたがたが知っているとおり、信仰が試されると忍耐が生まれます。その忍耐を完全に働かせなさい。そうすれば、あなたがたは何一つ欠けたところのない、成熟した、完全な者となります」(ヤコブ1:3-4)。 まずブログ下書き公開前、閲覧して下さって…

双葉郡視察の旅1

「そのとき、先に墓に着いたもうひとりの弟子も入って来た。そして、見て、信じた」(ヨハネ20:8) 19年5月1日と2日、福島県双葉郡の市町を視察する旅に行って来た。いわき市を越えて広野町、楢葉町、富岡町、大熊町、浪江町、南相馬市小高区、原町…

宗教行事と国の介入

王はこう言っていた。「この大バビロンは、王の家とするために、また、私の威光を輝かすために、私が私の権力によって建てたものではないか。」 このことばがまだ王の口にあるうちに、天から声があった。「ネブカドネツァル王よ、あなたに告げる。国はあなた…

廃炉の監視強化

「その人は、獅子のように叫んだ。「主よ。私は昼はいつも見張り場に立ち、夜ごとに自分の物見のやぐらについています」(イザヤ21:8) 19年4月4日の福島民報では、福島第一原発の廃炉作業で、放射線監視体制の強化を報じていた。その理由は現在進行…

和暦と西暦

「人はみな草のようで、その栄えは、みな草の花のようだ。草はしおれ、花は散る。しかし、主のことばは、とこしえに変わることがない。」とあるからです。あなたがたに宣べ伝えられた福音のことばがこれです」(Ⅰペテロ1:24-25) 古川日出男という作…

福島県は医師少数県

「イエスはこれを聞いて言われた。「医者を必要とするのは丈夫な者ではなく、病人です」(マタイ9:12) 2019年2月19日の福島民友サイトによると、厚生労働省が医師の偏在問題について、新たな指標を策定し、全国的な調査を行った結果として、どの…

想定外を想定しない訓練

「 私たちが予想もしなかった恐ろしい事をあなたが行われるとき、あなたが降りて来られると、山々は御前で揺れ動くでしょう](イザヤ64:3) 2019年4月13日の新聞記事によると、横浜市磯子区でトラブルの通報を受け、対応に当たった男の巡査部長(…

津波による浸水想定区域と防潮堤・防災林

「あなたの大滝のとどろきに淵が淵を呼び起こしあなたの波あなたの大波はみな私の上を越えて行きました」(詩42:7) 2019年3月20日福島県は、東日本大震災のうち津波被害が大きかった沿岸部の10市町全域に対して、津波浸水想定区域図を公表した…

文学者中野孝次氏の死に様

「 私は言った。私は生涯の半ばで、よみの門に入る。私は、私の残りの年を失ってしまった」(イザヤ38:10) 図書館に行くと、入り口手前にリサイクル本棚がある。読んで不要になった本をこの棚に置くと、読みたい人が勝手に持って行って読む。それで良…

双葉郡から避難した人々の常磐道無料措置

「ただ、あなたがたのこの権利が、弱い人たちのつまずきとならないように、気をつけなさい」(コリント第一8:9) 東日本大震災で被災した双葉郡の人々(浪江、双葉、大熊、富岡町等々と、南相馬市の指定された区域)には、移動の支援などを理由に、常磐道…

初めての単独大熊町視察

「そこで、彼女はふたりの嫁といっしょに、今まで住んでいた所を出て、ユダの地へ戻るため帰途についた」(ルツ1:7) 2019年3月26日、町民ではない者として、初めて大熊町帰還困難区域の特区に足を踏み入れた。 実は25日に行く予定だったが、そ…