ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

藍染めのために全てを捨てて山梨に工房を作った田中賢二・藍子夫妻

2月8日の朝日夕刊は「つむぐ織る」の連載記事10回目で、「夫婦藍の世界に染まる」というしゃれた題で、藍という深い色の魅力にとりつかれ絞り染めに没頭する田中賢二・藍子夫妻の事が紹介されていました。 賢二氏はグラフィックデザイナー、藍子氏は服飾…

福島県双葉郡川内村の中にある「獏原人村(ばくげんじんむら)」での生活

福島原発から西側に当たる川内村については、既にたくきよしみつ氏の『裸のフクシマ』を読んだ時覚えたところで、既にその本についてブログで紹介した事があります(http://d.hatena.ne.jp/hatehei666/20111230/1325237758)。 その時はあまり余白がなく、そ…

19世紀フランスの政治思想家トクヴィルを現代に甦らせた内田樹氏

アレクシス・ド・トクビル(1805〜1859年)は、有能な政治家でしたが、フランス革命で親族のかなりを処刑された為、その後思想家に転じて、アメリカを旅し、有名な『アメリカの民主主義』を書きました。 2005年内田樹氏が『街場のアメリカ論』を…

米国では今C型肝炎による死者数がHIVより多くなった

サイエンティフィック・アメリカンサイトでは、2012年2月23日上記の題で記事を載せていました。1分でスクリプト付きの英語を早口でしゃべるキャサリン・ハーモンさんのルポです。 HIV(=ヒト免疫不全ウイルス、エイズウイルスの事)は、米国で1…

蛇紋岩海山について

図書館で藤岡換太郎著『山はどうしてできるのか』という本を借りて読みました。 iireiさんとコメントのやり取りをした事がありますが、昔も今も高校の理科では地学を選択する学生が多くいません。ところが地学で学ぶ事は、私たちの日常生活でも結構知ってお…

日本の伝統行事かまくら

2012年2月14日の朝日新聞夕刊では「里の助っ人風船かまくら」という題で、日本の伝統的な「かまくら祭り」と、雪で作る「家」(=雪洞)の新製法を紹介していました。下記画像はhttp://www3.ocn.ne.jp/~ima/kamakura.htmlからお借りしました。 このか…

福島ほぼ原発事故から1年復興ほぼ絶望

2012年2月16日の朝日新聞は、「福島帰還 薄れる希望」という題で記事を載せていました。 まもなく東関東大震災から1年になろうとしていますが、原発事故の為一時的に避難した人々へのアンケート調査が続けられていて、「震災前に住んでいた地域に戻…

福島の鳥は今

hinomasaoさん(http://d.hatena.ne.jp/hinomasao/20120217/1329444525)から福島の鳥について訊かれたので、改めて調べてみました。 それは2012年2月3日の英紙インディペンデントに載っていました。題は「被災を受けた原発周辺で、鳥の数が減少した」…

チョコレートやストロベリーは血圧下げる効果があるという新研究

2012年2月13日のVOA放送では「チョコレートとストロベリーは血圧(調整)を助ける」という嬉しいニュースを流していました。バレンタインデーに世界の各地でチョコレートを贈る習慣がすっかり根付いているからです。 ただチョコレートはグリセミッ…

原発関連業界から多額の寄付金を受けていた原子力委の3人の大学教授

2012年2月7日の朝日新聞は「原子力委の3人に1800万円」という見出しで、業界から寄付を受けていた3人の大学教授の事を詳しく記していました。 その大学教授とは東大の田中(知)教授(特に原子力学会長の肩書きがある人です)、阪大の山口彰教授…

ラファエロについて

2012年2月1日の朝日新聞「はみ出し歴史ファイル」という欄では、ルネッサンス時代に於けるイタリアの巨匠ラファエロを取り上げていました。 ウイキペディアによりますと、ラファエロ(1483〜1520年)は、イタリア・ルネッサンスの時期の代表的な…

砂糖は本当に毒なのか

2012年2月1日のサイエンスデイリサイト(http://www.sciencedaily.com/releases/2012/02/120201135312.htm)で、「公衆衛生の負担を緩和するのに、砂糖の社会的制御が不可欠である、と専門家は力説している」といった題で、論文が紹介されていました。…

らい病について

2012年1月29日のサイエンスデイリサイトで「忍びやかならい病の病原体は重要なビタミンD依存の免疫応答をうまく逃れている」といった題の論文が紹介されていました。元の論文はカリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究者たちが発表したもので、同サ…

サイエンスデイリサイトに載った2つの脂肪に関する論文紹介

2012年1月12日(http://www.sciencedaily.com/releases/2012/01/120112134336.htm)と、2月3日(http://www.sciencedaily.com/releases/2012/02/120203113312.htm)のサイエンスデイリサイトで、続けて2つの脂肪に関する論文紹介がされていました…

離婚すると比較的若い年齢の人々の健康をさらに害する

2012年1月30日のミシガン州立大学ニュース(http://news.msu.edu/story/10276/)では、上記の題で社会学部准教授のフイ・リュウ(発音がこの通りかどうか不詳)さんが、調査結果を纏めました。 それによりますと、結婚して比較的年老いた人々の離婚が…

カナダの広大な荒野でウラン採掘の準備が進められている

2012年1月30日、カナダのイエール大学のサイト(http://e360.yale.edu/feature/a_vast_canadian_wilderness_poised_for_a_uranium_boom/2489/)では、上記の題で研究発表がされていました。その広大な荒野は主として北部のヌナヴト準州の事です。 こ…

日本免震構造協会が発表した3割の免震建物可動部損傷は少ないのか

2012年1月26日の朝日新聞では、「免震建物 3割で可動部損傷」という見出しで、日本免震構造協会が東日本大震災での免震建物の調査結果を報じていました。 朝日では具体的にどの地域を調査したのか示していないので、他のサイトを見たら東北や関東を…

マンネリを排してやる気を起こすには、脳の淡蒼球(たんそうきゅう)を刺激する事

上大岡トメさんの本を読んだついでに、『のうだま やる気の秘密』という本も読みました。共著者は脳研究第一人者である池谷裕二氏です。 池谷氏はまだ40代の若さですが、『海馬』『進化しすぎた脳』『単純な脳、複雑な「私」』などの著作で、複雑な脳の事…

交渉術、交渉学

交渉術などと言えば、別に企業の営業の人々ばかりでなく、私たち庶民の日常のレベルでも、しょっちゅうやっている事でしょう。例えば八百屋に行って野菜の値引き交渉をするとかです。八百屋さんがここまで値引いてもまだ儲かると思えば満足だし、買った私た…

戸塚洋二氏の暴飲・ガン死・マザー・テレサ

小柴昌俊氏が岐阜県神岡鉱山の地下の大規模な装置(カミオカンデ)で「宇宙ニュートリノ」を捉えて、ノーベル賞を受賞したのは記憶に新しいところですが、その弟子であった戸塚洋二氏は、新たに作られたスーパーカミオカンデで、ニュートリノに質量がある事…

福島原発1号機の建屋を覆うカバー

2012年1月25日の朝日新聞に「原子炉建屋カバー、どう作ったの?」という質問への答えが図解入りで載っていました。 他の2−4号機もそうですが、建屋では常時放射性物質が放出されています。それを放置しておけば、汚染はさらに拡大して行きますから…

高齢者の認識力を高めると、性格まで変えられる

2012年1月18日のサイエンスデイリサイト(http://www.sciencedaily.com/releases/2012/01/120118101528.htm)では、上記の題で米国の「心理学と老化」誌で発表された論文を紹介していました。イリノイ大学、ワシントン大学、ベックマン研究所の研究者…

上大岡トメさんのイラスト入り『キッパリ』と『スッキリ』を読んで思った事

この著者と上記本については、はてなのkumagirlc1124さん(http://d.hatena.ne.jp/kumagirlc1124/20120123/1327317240)からの情報で、図書館から借りて読みました。 上大岡さんは東京理科大の建築科で学び、1級建築士の資格を持ちながら、漫画家、随筆家と…

原子力災害対策本部でなぜ会議の議事録が残されていないのか

2012年1月25日の朝日新聞に、「原発事故対応 議事録なし」という題のコラムがありました。 それによりますと、この対策本部は昨年3月11日に作られ、12月26日までに23階の会議が開かれたそうですが、昨年5月段階で既に議事録を作っていない…

再び宮沢賢治の作品を読むー『気のいい火山弾』

BARinさんからもう一冊宮沢賢治の本を読んでみるよう勧められました。それが『気のいい火山弾』という短編です。 凄く短いのですが、いろいろ考えさせられるところのある名作です。 この最初に「ベゴ」の石という、典型的な火山弾の黒い石が登場します…

ロバート・ライシュの『余震 そして中間層がいなくなる』を読んで

米国のハフィントン・ポストサイトを見ていると、時々ロバート・ライシュ教授(カリフォルニア大学バークレー校)が寄稿しているのを見かけます。経済学の専門家ですが、わかりやすい英文で病める米国や日本の経済問題を解説しています。ニューヨーク・タイ…

国際原子力機関(IAEA)調査団(使節)の狙いは

2012年1月30日と31日に、国際原子力機関(IAEA)の調査団がイランと日本に入国し、原発施設を視察している事を、朝日新聞は報じていました。 そもそも国際原子力機関がどういうものなのか、基本から押さえないといけないと思い、ウイキペディア…

採石場の石の放射能汚染と結果としてのマンションコンクリ汚染

2012年1月16日の朝日新聞には、「汚染コンクリで建築 福島と二本松 マンションから高線量」という見出しで記事が出ていました。 コンクリートを作るのに砕石が必要なのは当然で、それを砕石場から掘り出して来るわけですが、原発からの放射能が降雨で…

テルアビブの水道汚染

2012年1月18日、イスラエルの代表的なハー・アーレツ誌に、「研究により、ほとんどのテルアビブ地域では井戸の汚染がひどくて、飲料水を引いて来る事が出来ない事が分かった」といった題の記事がありました。 テルアビブ地域はウイキペディアの情報で…