ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ロート製薬目薬容器包材開発グループの小久保さんと聖書の目薬の例

朝日新聞6月28日号の夕刊に、老舗のロート製薬で目薬の容器を設計している小久保繁彦さんの事が紹介されていました。 ロート製薬では基本的に目薬を入れる容器の設計は外部の専門家が行なっているそうです。ところが入社3年目の小久保さんに、会社から容…

紫外線から私たちを守るDNAポリメラーゼη

ネイチャー誌6月23日ニュース電子版では「太陽光からゲノムを守るもの」という題で、紫外線による人体DNAを損傷から守る為の酵素ポリメラーゼを紹介しています。http://www.nature.com/news/2010/230610/full/news.2010.313.html 太陽から来る紫外線は…

魯迅の阿Q正伝とキリスト

この歳になって魯迅の阿Q正伝を初めて読んだなんて言うと、中学時代の友人で大東文化大学の教授をしている中村邦生君や小野民樹君には「何だお前は」と言われそうです。 しかし実際読んで見ての感想は何だつまらないというのが正直なところでした。そう思っ…

類人猿とは異なる人間の噛む力

Proceedings of the Royal Society B 誌2010年6月16日号で、3D画像を用いた興味深い実験が紹介されました。極めて長い論文ですが、サイエンス・デイリー誌(英文)が要約しています。 http://www.sciencedaily.com/releases/2010/06/100622095116.h…

2002年のテキサス大洪水による僅か3日での峡谷の形成とノアの洪水

サイエンス・デイリー2010年6月20日の記事http://www.sciencedaily.com/releases/2010/06/100620155748.htmの題は「テキサスの大洪水:地球と火星における昔の大洪水の出来事への洞察」となっています。 2002年の夏にテキサス中央部で1週間降り…

スティーブン・グリーンハウス著『大搾取!』を読む

この本はニューヨークタイムズの記者グリーンハウスが米国のおよそ2年前の労働実態を描写した恐ろしい本です。 日本で実際貧困者の為に活動を重ねている湯浅誠氏の本からのリンクを辿らないと見つからない本です。大抵の新刊書でこうした類のものはスクラッ…

画期的な裁判員裁判による全面無罪判決と聖書

6月22日の夕刊で、千葉地裁は覚せい剤を輸入したとして罪に問われた被告の裁判印裁判で、無罪の判決を言い渡しました。 被告の主任弁護人は「画期的な判決で、裁判員に敬意を表したい」と述べています。 なぜ画期的なのでしょうか。 例えば元判事で現在は…

有名なローマ・コロセウム(円形大闘技場)の見学が初めて可能に

英語サイトabcニュースの5月27日の記事によりますと、これまで一度も公開されていなかったローマ・コロセウムの見学が許可されるようになります。 訪れる人々はその構造をつぶさに見られるようになります。薄暗い底から、一番上まで上ると、そこからロ…

埼玉医大心臓血管外科の今中和人先生をお招きしてのセミナー

6月20日の日曜日、私たちの教会では埼玉医大心臓血管外科の准教授今中和人先生をお招きして礼拝でのメッセージを、続けて午後からは近くの公民館で一般の方々の為のセミナーを行って頂きました。 私が初めて今中先生とお会いしたのはもっと前の事になりま…

アマゾンの森林破壊とマラリアの増加と聖書の疫病

英語のVOAサイトの健康をクリックすると、世界中の疫病の進行状況とその対策のレポートがよく出て来ます。 今回はアマゾン川流域の開発と森林破壊により、マラリアを媒介する蚊の増加が取り上げられていました。新しい研究では森林の破壊とマラリアの増加…

病気の治療費の高さー医療格差で貧困者はどうなる

朝日新聞の医療コラムでは「変わる大腸がん治療」と題して、新薬を紹介しています。 私は34年前マロリー・ワイス氏病(=食道裂傷)で治療を手遅れにし、胃を全摘して出血箇所である食道を若干切除しています。空腸と食道を繋ぎ、腸を引っ張り上げた結果(…

アフガンに眠る巨大鉱脈と渦巻く様々な欲望 

上記の題の一部は朝日新聞6月15日号のものです。この記事の元はニューヨーク・タイムズ紙なので、早速そのサイトを開いてみました。 同紙によると、アフガニスタンには各地の地下におよそ日本円にして92兆円にも及ぶ鉱物資源が埋蔵されています。 それ…

石油について

英国BP社によるメキシコ湾の石油漏れ事故は、なかなかうまい解決策が見つからず、その汚染は日々拡大しています。米国系サイトのニュース番組を見ると、ほとんどその事ばかりといった感じです。 その石油の起源ですが、一般に創造論者たちはそれが地下の強…

自然との心の通じ合いは神から

ICR(米国創造研究所)のブライアン・トーマス氏が、Journal of Environmental Psychology (環境心理学誌)の最近の研究を紹介しています。http://www.icr.org/article/5491/ ロチェスター大学心理学教授のリチャード・ライアン氏は執筆責任者で、他の共…

活動家湯浅誠氏の仕事から見えて来た事、聖書の例

このブログでもしばしば名前を挙げさせてもらっている湯浅誠氏の『岩盤を穿つ』という本を読みました。湯浅氏は『どんとこい、貧困!』『反貧困ー「すべり台社会」からの脱出』などの著作の題から分かるように、れっきとした反貧困の活動家です。 『岩盤を穿…

坂本竜馬が果たした役割と聖書のキリスト

私はテレビを見ていませんが、今大河ドラマで坂本竜馬を取り上げているので、ちょっとしたブームになっているそうです。 彼は33歳という若さで見廻り組の手により暗殺されたと言われていますが、それまで各地を巡り大活躍しました。 土佐から江戸まで上京…

離婚によるダメージ

朝日新聞の6月6日の記事に、親の離婚で辛い思いをした子どもたちの事例が幾つか載っていました。 以前子どもに先立たれた親がやっと重い気持ちを吐露するようになってきた事を書きましたが、今回は親が離婚し深い心の傷を負った子どもたちがその気持ちを発…

畑村洋太郎著『失敗学実践講義』を読む

このブログの5月28日にも畑村氏の本を取り上げて書いた事があります。今回の新たな文庫本も畑村氏の歯切れのよい失敗事故の分析で、一気に読めてしまいます。 今回は第四講「ゼロからつくり直すことの大切さ(金融システムの失敗)」から、特に学ぶべき事…

自由が消えるアメリカ

前にも触れた事のある堤未果さんが、また新しい本を書きました。題名は『アメリカから<自由>が消える』というものです。 幸い図書館で購入した為、借りて読む事が出来ましたが、あまり宣伝もされておらず、書店でも滅多に見かけません。何だか出版社である…

離散(=デイアスポラ)ユダヤ人と最近の3グループの遺伝的調査結果

通常ユダヤ人の離散は、紀元前722年のアッシリヤ帝国攻撃による北イスラエル王国の崩壊と、紀元前597〜581年のバビロン帝国攻撃による南ユダ王国の崩壊で、北イスラエルの10部族がアッシリアへ、南ユダの2部族がバビロンへ連れ去られた事がその…

大切な悲嘆のケア

神奈川の秦野市で「生と死を考える会」を立ち上げた事がありますが、会員を増やす為の広告費などが追いつかず頓挫しています。誠に残念ですが、世の中には愛する親や友人を亡くした悲しみから容易に抜け出せず、「普通の生活」を送る事の出来ない人々が多く…

管氏が新首相になったわけ

管直人氏が民主党の新首相になりました。 管氏は東京工業大学の出身で政治家になった人です。実は私の高校1年の級友が東工大で管氏と知り合いなのですが、私の記憶ではその友人は高校時代およそ目立たない存在だったと思っています。それがクラス会を始めた…

ぼんやり過ごす時間の大切さ

辰濃和男著『ぼんやりの時間』を読みました。これは現代の超多忙な生活を送っている方々にはお勧めの本です。 辰濃氏はこの本のあとがきで「ぼんやり」という言葉が現在否定的な意味で使われている事を、辞書の定義を引用しながら述べています。しかし氏はそ…

自己コントロール社会の陥穽と真に人格を変えられる方

宇野重規著『<私>時代のデモクラシー』を読みました。何となく総花的な感じで印象に残りませんでした。失礼! 現代では<私>と<私>が見事に分断されていて、それを結び付け<私たち>とし、そこで生じる諸問題を解決するようなデモクラシーは実現可能な…

療養所付き温泉での癒しを行っている夫婦と心身の癒しを行われる主イエス・キリスト

5月31日の新聞では有名な大分県湯布院で、診療所を併設した温泉旅館という新しい試みをした夫婦の事を紹介していました。 その夫婦は木村さんという名前の方で、ご主人が内科医、奥様が看護師です。二人ともかつては大分県内の大病院などで一緒に働いてい…

冬眠の謎と雪山事故と聖書の教え

最近出た岩波新書の『冬眠の謎を解く』(近藤宣昭著)は、なかなか面白かったです。 特に実験動物としてシマリスを使いながら、冬眠の謎を解いてゆく作業は、わくわくしながら読み進める事が出来ました。最後まで面白かったですが、やはり最初の方の冬眠と心…

西洋わさびとからし種

わさびと言えば、普通日本わさびを連想させます。それは水が冷たくてきれいな山奥の渓谷に自生しているものと覚えています。私の叔父のいる静岡県駿東郡清水町は有数の産地でしょう。沼津に行くと駅の販売店で必ず丸い木箱に収まったこのわさびを売っていま…

夫以外の精子で人工授精は反倫理的、反聖書的

5月22日の朝日新聞では、夫以外の精子で人工授精(AID)を行った親とそれによって生まれた子の様々な悩みを取り上げていました。 そもそもそうした人工授精が60年以上の歴史を持っている事を知りませんでした。 しかしそれが正常な結婚夫婦と子の関…

禁煙効果の証と聖書

5月29日の朝日新聞「男のひといき」というコラムでは、茨城県の62歳男性が禁煙してから2年半後を振り返り、「煙の呪縛」からの解放を証しています。 茨城にいた頃、特に農家の人々がよくタバコを吸っているなと感じていました。それらの人々は当然の事…

ジャワ人と放射性年代測定法の誤り

4月16日のサイエンス誌ウエブ版サイエンス・ニュースで、ブルース・バウワー氏が載せたのは、これまでほぼ人類学者たちが確定していた有名なインドネシアのジャワ原人(*創造論ではジャワ人と呼ぶほうが適切)生存年代の大幅な遡りについてです。 これま…