ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

高次脳機能障害者となった女性の医者の与えてくれた勇気と貴重な情報と落胆した点

山田規畝子著『壊れた脳生存する知』を読みました。9月26日に脳のブローカ野が壊れた人の場合を取り上げたばかりですが、この本は医者である山田氏が自分に生じた重篤な病を、多くの人々の協力を得ながら綴ったものです。 山田氏は最初医学生だった時に、…

貴重な大豆畑を覆ってしまう雑草アサガオ

9月24日(23日にも)の新聞では、アサガオが雑草化し、大豆畑を襲って駄目にしてしまう事態が紹介されていました。 アサガオと言えば、茨城にいた時家の裏側の空いているところに初めて種を蒔き、そうした園芸植物が好きだった亡き母と共に、夏場に鑑賞…

半田ビーズという優れものと聖書のイエス

9月14日の新聞に「狙ってつかむ半田ビーズ」という題のコラムがありました。詳しいイラストがあり、読んで見て大変楽しい思いをしました。 この発想者東工大教授の半田宏教授に拍手喝采! 上図はhttp://www.tamagawa-seiki.co.jp/jp/news09/bio/bio-nano2…

尖閣諸島沖事件解決の困難さと、仲立ちの不在

9月24日尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件は、中国側からすればその逆であると主張しており、且つ尖閣諸島は中国の領土であるので、漁船長を逮捕したのは不当であると抗議を続けています。 最初に新聞で事件の経緯を知った時は、私…

脳のブローカ野についての新研究とそこに障害のあった聖書の人物

9月21日のサイエンス・デイリーのサイトでは、「複雑な脳の舞台が言語を支配している」という題の研究が紹介されています。 そこではこれまで脳の言語に関わる2つの主要な分野であるブローカ野とウエルニッケ野のうち、ブローカ野についての新発見が記さ…

イエスの伝道されたガリラヤで、ギリシャ時代運命の女神のフレスコ画が発掘

9月17日のサイエンス・デイリーサイトで、運命の女神ティケーのフレスコ(*新鮮なという意味だそうです)壁画が発掘された事が報じられていました。死海の北にあるガリラヤ湖東岸の遺跡です。その遺跡では以前にギリシャ時代のぶどう酒の神ディオニュソ…

押収品のフロッピーディスクを改ざんして逮捕された大阪地検特捜部検事前田恒彦

郵便不正容疑で逮捕された厚生労働省の村木被疑者が無罪となった後、部下であった公判中の被告の自宅から押収されたフロッピーディスク(今時珍しい3・5インチのパソコン記録媒体)の内容が改ざんされていたとの事で、首謀者(絶対単独ではないと思われる…

ジョニー・エレクソン・タダのさらなる試練

タイム誌電子版9月8日号にジョニー・エレクソン・タダ姉(キリスト教では信徒同士の事を兄弟・姉妹と呼びます)の事が載っていました。久し振りに彼女の写真を見ました。アミー・サリバン氏がインタヴューしています(http://www.time.com/time/arts/artic…

突然の死の宣告と受容

徳永進先生の『死の文化を豊かに』を読んでいて、一つの箇所が印象に残りました。 二十八歳で胃がんの末期という青年と徳永先生の宣告の場面です。今でも多くの医者が、死を間近にした人に対してその宣告をするというのは、苦手だと思っているでしょう。特定…

スーザン・ソンタグ著『エイズとその隠喩』を読む

エイズとは、後天性免疫不全症候群という長い名の感染病の事で、英語の頭文字をとってAIDSと略称されているもののカタカナ語です。 それはヒト免疫不全ウイルス(HIV)が、免疫機能を有するリンパ球の一種であるT細胞に感染し、それを破壊してしまう…

ニ神能基著『暴力は親に向かう』を読む

情熱的な東大の教育学者本田由紀教授の推薦した上記の本を読んで見ました。今から3年前に出版されたものですが、内容は全然色あせていません。 なぜなら反抗期の子どもが親に逆らう時が出て来るのは、聖書的に見れば普遍的現象だからです。 この本の特徴は…

イスラム教聖典コーランを焼こうとした教会と聖書

今から9年前の9月11日、米国では初の同時多発テロが起き、その首謀者がイスラム教過激派だった事から、この9月11日に米国フロリダ州のある小さな教会が「コーラン」を焼却しようとネットで呼びかけた為、世界的な騒ぎとなりました。 その牧師テリー・…

米軍から提供される研究資金に飛びつく研究者たちへ

朝日新聞9月8日の一面記事に、「米軍の研究助成増加」という題の記事が載り、三面にその事が幅広く伝えられています。 これはかなり重要な問題だと思いますが、こうした米軍からの日本の大学や研究所に対する研究資金援助に対する朝日新聞の立場が一向に見…

愛知県名古屋に今も保存されている自動織機と聖書の例

9月7日の朝日新聞では、愛知県名古屋にある「トヨタテキノミュージアム産業技術記念館」の事を紹介していました。 トヨタと言えば自動車の事に決まっていますが、歴史を紐解くと違った面が見えて来ます。 この産業技術館はトヨタ自動車の歴史を紹介する博…

数学者天文学者ホーキングの新著と無神論

8日発売になった英国の数学者・天文学者で、身体が不自由ながら世界的に有名なホーキングの『グランド・デザイン』(壮大な意匠とでも訳せそうです)が話題になっています。レナード・ムロディナウという学者との共著になっています。 ホーキングと言えば、…

思い切った胸部除去ががんの危険を減らす事もある

NPR誌(ナショナル・パブリック・レィディオ)9月1日版に、「女性の場合、胸部除去ががんの危険を減らす事がある」という題の論文が載りました。 パティ・ネイモンド氏が書いています。 米国医師会雑誌に発表された研究論文によりますと、BRCA1(…

髪の毛のコルチゾールで心臓発作に繋がるストレス測定

9月6日のサイエンス・デイリー電子版サイトに、「髪の毛は慢性的なストレスと心臓発作の関連性を証明する」という題の短い論文が載りました。 仕事や夫婦間の問題やお金の問題に関わるストレスは、心臓発作などを増加させる危険な因子である、という事は一…

乳がん検診による早期発見のメリットと聖書への適用

朝日新聞の9月5日号にタレントの山田邦子さんと、東大放射線科の准教授中川恵一先生との対談が載っていました。題は「乳がん 検診のススメ」でした。 この中で中川先生は、乳がん検診といっても、ただ早ければ良いというものではなく、プラス・マイナス面…

ことばの力と主イエスのみことば

朝日夕刊連載の「イラク 深き淵より」が終わりました。いろいろ学ぶところがありました。 特に8月24日の「ことばの力に賭けてみる」は印象的でした。 そこでの登場人物は名古屋で弁護士をしている川口創氏です。 2003年3月、米英軍はイラク戦争を始…

茨木のり子氏の『倚りかからず』と聖書信仰

茨木のり子氏は1926年生まれの詩人で、2006年に亡くなりました。『倚りかからず』という詩集は1999年に出ています。 ウイキペディアによりますと、彼女は愛知の女学校を卒業して東京に来た時、大空襲と飢餓という悲惨な経験を持ちました。 そし…

太陽フレアの活動と放射性崩壊速度一定の法則の崩壊と地質年代への影響

8月24日スタンフォード大学とパーデュ大学の研究者たちは、これまで全く予測もつかなかった新たな現象を太陽の研究から得ました。スタンフォード大学の応用物理学名誉教授であるピーター・スタロック氏が、主としてそれについての報告をしています(解説は…

狩野恭一著『免疫学の時代』を読む

この狩野先生の著作も1990年発行というやや古いものです。内容はかなり難しいですが、私が臓器移植手術で批判した時触れた主要組織適合遺伝子複合体(MHC)とヒトの場合のHLAについて、やや詳しく述べられており、大いに参考になりました。 しかし…

黒木登志夫著『がん遺伝子の発見』を読む

日進月歩の分子生物学の世界ですが、図書館で1996年発行のやや古い『かん遺伝子の発見』という本を借りて読みました。 著者の黒木教授はなかなかの書き手であり、読者をぐいぐい引っ張って行く力を持った人であると思いました。それはがん遺伝子の発見に…

ハーヴァードの進化論心理学教授の論文捏造?

ネイチャー誌8月の電子版に「ハーヴァード大学の調査が表沙汰にされないままである」という題で、極めて有名なハーヴァード大学の進化論心理学教授マーク・ハウザー氏の事が紹介されており、それを受けて米国創造研究所のブライアン・トーマス氏がコメント…

免疫系のIgE、アレルギーと聖書

今年4月に、長らく重度の障害でリハビリを続けていて、さらに前立腺がんが見つかり、結局それがもとで亡くなった世界的免疫学者多田富雄先生の『免疫・「自己」と「非自己」の科学』という本を読みました。2001年発行の本です。以前『免疫の意味論』を…

朝日新聞のアンケート「競争は好きですか」に対する回答の気になるところ

朝日新聞8月28日号には「競争は好きですか」というアンケートとその調査結果が示されていました。朝日新聞アスパラクラブ会員およそ1万7千人に送った調査票のうち、4588人の回答を分析した結果です。 それによりますと、競争は好きですかという質問…

チリ鉱山の落盤事故と地の深い所に閉じ込められた人々

8月23日の新聞ではチリの鉱山で5日に落盤事故があり、生存が絶望視されていた33人の労働者全員がまだ生きている事を伝えていました。 地下およそ700メートルの狭い避難所においてでした。救助隊はその事故現場を避けて、地下700メートルまで掘削…

大場秀章著『バラの誕生』を読む

シューベルトの歌曲「野ばら」は小さい時親しんだものですが、信仰を持ってから「イバラ」に関心を持ち、茨城にいた時空き地を開墾しながら、絡み合うイバラに手を焼いた事もあって、一度「バラ」について書かれた本を読んでみたいと思いました。 そこで図書…