ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

2016-01-01から1年間の記事一覧

常磐線にはまだ不通区間がある

「主は仰せられる。『盛り上げよ。土を盛り上げて、道を整えよ。わたしの民の道から、つまずきを取り除け』」(イザヤ57:14) 画像はネットから借用し、私が一部改変。 平成28年(2016年)12月10日の福島民報には、「JR常磐線 相馬ー浜吉田間…

『アメリカ 異形の制度空間』(西谷修著)−斬新な米国論

「あなたがたは、ヨルダンを渡り、あなたがたの神、【主】があなたがたに与えようとしておられる地に入って、それを所有しようとしている。あなたがたがそこを所有し、そこに住みつくとき、私がきょう、あなたがたの前に与えるすべてのおきてと定めを守り行…

環境にやさしい瓦

「陶器師は、粘土で制作中の器を自分の手でこわし、再びそれを陶器師自身の気に入ったほかの器に作り替えた」(エレミヤ18:4) 2016年12月13日の福島民報に、私の通う教会のすぐ北に住む屋根材などの製作販売会社社長根本氏が、「瓦について」と…

佐和隆光著『経済学のすすめ』−異色の経済評論

「何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい。自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい』(ピリピ2:3−4)。 この本はいわゆる経済学の初歩を教える為だけでないと思いました。その…

福島市で熊が、勿来町では猿が出没

「うなる雄獅子、襲いかかる熊、寄るべのない民を治める悪い支配者」(箴言28:15)。 画像はhttp://blogos.com/article/183805/からお借りしました。 3・11で帰還困難となった区域では、多くの動物が無人と化した家屋に侵入するようになりました。そ…

いわき交響楽団演奏会で思った事

「その弟の名はユバルであった。彼は立琴と笛を巧みに奏するすべての者の先祖となった」(創世4:21) 今の管弦楽の基礎となる楽器は、創世記の早い時期から登場しています。 2016年11月6日、通っている教会の会員がヴァイオリン奏者の一人となっ…

津波と福島第二原発

「あなたがたは、わたしを恐れないのか。──【主】の御告げ──それとも、わたしの前でおののかないのか。わたしは砂を、海の境とした。越えられない永遠の境界として。波が逆巻いても勝てず、鳴りとどろいても越えられない」(エレミヤ5:22)。 画像は福島…

福島第一原発事故で放射線被ばくした元作業員の白血病労災認定2例目

「わたしの目は彼らのすべての行いを見ているからだ。彼らはわたしの前から隠れることはできない。また、彼らの咎もわたしの目の前から隠されはしない」(エレミヤ16:17) 画像はネットより借用。 2016年11月18日の福島民報には、福島第一原発…

福島県で震度5弱の地震

「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が起こります」(マタイ24:7)。 2016年11月22日朝5時59分、ちょうど起きるつもりでベッドに腰掛けていた時、強い地震がありました。震源はいわき市沖で震度5弱、震源の深さ…

安積疎水で誘客

「ヒゼキヤのその他の業績、彼のすべての功績、彼が貯水池と水道を造り、町に水を引いたこと、それはユダの王たちの年代記の書にしるされているではないか」(列王第二20:20)。 2016年11月13日の福島民報に、「安積開拓 疎水で誘客」という見…

原発事故で県外に避難した福島の子の特有ないじめ被害

「そのとき、サラは、エジプトの女ハガルがアブラハムに産んだ子が、自分の子イサクをからかっているのを見た』(創世21:9)。 2016年11月10日の福島民報に、「原発事故で県内から横浜へ 避難の中1にいじめ」という見出しの記事がありました。 …

福島県の人口11万余減少、いわき市は県トップの35万に増加

「それで、神はノアと、その息子たちを祝福して、彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地に満ちよ」(創世9:1)。 2016年10月27日の福島民報を見ると、「県人口191万4039人 震災前より11万5025人減」とありました。総務省の発表で…

福島県富岡町夜ノ森駅のツツジ除染で撤去

「新しいぶどう酒は悲しみ、ぶどうはしおれ、心の楽しい者もみな嘆く」(イザヤ24:7)。 *かつて豊富ですばらしい光景となり、人を楽しめさせてくれたぶどうの木が枯れてしまったので、人々は嘆いた。 2016年10月4日の福島民報に「消える富岡の…

福島に引っ越してから10ヶ月

「泣くのに時があり、ほほえむのに時がある。嘆くのに時があり、踊るのに時がある」(伝道者の書3:4)。 原発事故の生じた福島へ引っ越してから、およそ10ヶ月です。復興支援という点では、高齢の方々から「これやってくれないか、あれやってくれないか…

原発事故で殺処分された家畜

「私たちは、被造物全体が今に至るまで、ともにうめきともに産みの苦しみをしていることを知っています』(ローマ8:22)。 最初の人間が犯した罪の為、全ての造られたものがうめき、苦しみ、死んでいます。その終わりの日はいつか必ず来ます。 2016…

ダウン症のある人の90パーセントが毎日幸せで仕事も満足 

「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している…」(イザヤ43:4)。 2016年10月13日のヤフーニュースサイトに「ダウン症のある人『幸せに思う』90パーセント以上」という題のニュースがあり、諏訪中央病院・鎌田實名誉院…

ノーベル賞の大隅氏の科学論は、成果主義一辺倒の福島とは合わない

「…あなたがたも、賞を受けられるように走りなさい』(コリント第一9:24)。 2016年度ノーベル医学生理学賞は、東工大名誉教授の大隅良典氏に決まりました。 画像はネットから借用。 大隅氏の研究内容は非常に面白そうでしたが、今回はその紹介では…

子どもの甲状腺癌と放射能

「正しい訴えをする者はなく、真実をもって弁護する者もなく、むなしいことにたより、うそを言い、害毒をはらみ、悪意を産む」(イザヤ59:4)。 画像はネットから借用し、私が一部作成。 2011年3月11日の東電福島第一原発事故で放出された放射性…

福島第二原発はこれからどうなるのか

「彼らの手は悪事を働くのに巧みで、役人は物を求め、さばきつかさは報酬に応じてさばき、有力者は自分の欲するままを語り、こうして事を曲げている」(ミカ7:3)。 私たちは大災害となった福島第一原発の事ばかり考えてしまい、かろうじて無事だった第二…

『3・11と心の災害』(蟻塚亮二・須藤康宏共著)から学んだ事

「喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい」(ローマ12:15)。 この本は2016年6月20日発行という最新のものです。だからこそ5年半経過して分かって来た事が詳しく載っており、従来のものとは違って大変貴重だと思います。 蟻塚…

『原発棄民』(日野行介著)を読んで

「私たちの神、【主】は、私たちの先祖とともにおられたように、私たちとともにいて、私たちを見放さず、私たちを見捨てられませんように」(列王第一8:57)。 新聞の書評を読んで、図書館で上記の本を借りて読みました。 2011年3月11日から今日…

平潟漁港、知られざる3・11津波による大被害

「あなたは私を海の真ん中の深みに投げ込まれました。潮の流れが私を囲み、あなたの波と大波がみな、私の上を越えて行きました」(ヨナ2:3)。 私たちが東日本大震災を考える時、福島・宮城・岩手を思い浮かべる事が多いのですが、私の住む勿来から直ぐトン…

脱原発を決めたドイツと、原発を捨てられなかった日本との相違は?

「神のみこころに添った悲しみは、悔いのない、救いに至る悔い改めを生じさせますが、世の悲しみは死をもたらします」(コリント第二7:10)。 mm3493さんが紹介して下さった(http://d.hatena.ne.jp/mm3493/20160708#1467988055)『ドイツ人が見たフクシ…

教養の再生と言うけれど

「イエスは彼らに答えられた。『まことに、まことに、あなたがたに告げます。罪を行っている者はみな、罪の奴隷です…もし子があなたがたを自由にするなら、あなたがたはほんとうに自由なのです』」(ヨハネ8:34,36) 現在なだれを打つようにして、教…

3・11東日本大震災の爪痕視察

「人は長年生きて、ずっと楽しむがよい。だが、やみの日も数多くあることを忘れてはならない。すべて起こることはみな、むなしい」(伝道11:8)。 2016年7月28日に、8月6日原発ツアーを予定していた教会関係の人々を案内する為、福島第一原発を…

詩人金子兜太の生き方

「ただ、あなたは、ひたすら慎み、用心深くありなさい。あなたが自分の目で見たことを忘れず、一生の間、それらがあなたの心から離れることのないようにしなさい。あなたはそれらを、あなたの子どもや孫たちに知らせなさい。」(申命4ノ9)。 2016年8…

勿来海水浴場の海開きー現実は

「それゆえ、この地は喪に服し、ここに住む者はみな、野の獣、空の鳥とともに打ちしおれ、海の魚さえも絶え果てる」(ホセア4:3) 2016年7月16日、私の住む勿来から歩いて20数分のところにある海水浴場の海開きがありました。 福島県の浜通りと…

革新的研究開発推進プログラム(略称インパクト)と福島浜通り

「同じように、良い行いは、だれの目にも明らかですが、そうでない場合でも、いつまでも隠れたままでいることはありません』(テモテ第一5:25)。 池内了氏の『科学者と戦争』を読んだ後、気になった事があって、これはその続編です。 まず題にある革新的…

池内了著『科学者と戦争』を読んで

「それとも、神の慈愛があなたを悔い改めに導くことも知らないで、その豊かな慈愛と忍耐と寛容とを軽んじているのですか」(ローマ2:4)。 私が学園闘争に参加した頃は、研究者と学問の問題を徹底的に追及していたので、「産学共同」を提唱する大学の教職員…

福島第一原発の石棺問題、てんやわんや

「彼らの心は二心だ。今、彼らはその刑罰を受けなければならない。主は彼らの祭壇をこわし、彼らの石の柱を砕かれる」(ホセア10:2)。 2016年7月14日の福島民報に「廃炉支援機構 第一原発『石棺』に言及」という見出しの記事がありました。 この…