ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

89歳現役のプロパイロット高橋淳さんの生き方

2011年12月16日の朝日新聞に「飛行機の神様は89歳現役 東京の高橋さん、国内最高齢、飛行2・5万時間・無事故」という題の記事がありました。 その高橋さん大正生まれです。18歳で海軍飛行予備練習生となりました。そこで基本的技術を叩き込ま…

たくきよしみつ(鐸木能光)著『裸のフクシマ』を読んで思った事

たくきよしみつ氏を最初に知ったのは、朝日新聞日曜版でパソコンの良い無料ソフトや性能のよいデジカメなどについて、連載で紹介していたからです。 その内容は非常にわかりやすく、私もテラパッドという日本語ワープロソフトを入れて気楽に文章を作成してい…

あの「北の国から」の倉本聡さんもTPPを心配している

倉本聡さん脚本によるテレビドラマ「北の国から」が放映され出したのは1981年からですが、その頃は確かテレビを持っていた私は以後もずっと観そびれてしまいました。従って内容はよく知りませんが、舞台は北海道の富良野という所です。 2011年12月…

返事はくれるのが公平だという正義の妄想を離れる事

2011年12月15日の朝日新聞に、月読寺・正現寺(浄土真宗系)住職小池龍之介さんが「催促に駆り立てる『正義』の妄想」という題で文章を綴っています。 連載記事なので前にもブログで取り上げた事があります(2011年10月23日)。なかなか味わ…

原発『収束」「ステップ2の完了」という嘘

2011年12月16日の報道では、野田政権が福島第一原発事故終息の為のステップ2の工程(原子炉の冷温停止状態の達成)を確認し、事故収束を内外に宣言しました。これは国際条約遵守事項であり、まだ除染や避難住民の帰還など、まだまだ安全性の課題が…

私が通っている教会でのクリスマス特別集会

クリスマスと言いますと、世間ではサンタクロスが登場したり、やたらプレゼント交換やら、豪華な晩餐といった事が横行しているようで、米国のサイトでもそれでは問題ありという意見が結構載っていました。 本当のクリスマスの意味は「キリストのミサ」、これ…

米原子力規制委員会のヤッコ委員長を守りましょう

2011年12月15日の朝日新聞には、ほんの僅かな記事ですが「米原子力規制委で対立」という題の記事がありました。 この「原子力規制委員会委員5人のうち4人がヤッコ委員長の運営手法を告発する書簡を大統領府に送り、米議会が14日、調査に乗り出し…

執拗に祈願してレスパイトケア(小休止ケア)事業の補助額を引き上げさせた医師高橋昭彦さん

2011年12月2日の朝日新聞夕刊連載のコラム「自宅で病気と向き合う」の七回目は、「親だって休みがほしい」という題で、宇都宮にあるレスパイとケア施設を運営する小児科医高橋昭彦さんの事を紹介していました。 レスパイトケアという言葉は初めて聞き…

乳香を生み出すボスウェリア属樹木が絶滅に向かっている

2011年12月21日のタイム雑誌電子版(英文)に「フランキンセンス(乳香):どうしていわれのあるクリスマスのプレゼントが消え去る方向に向かっているのか」といった題の記事がありました(http://ecocentric.blogs.time.com/2011/12/21/frankincens…

高慢を捨てて弟子となった元東大病院老人科の医師辻さん

今朝日新聞の夕刊のニッポン人・脈・記では、在宅医となった医師たちの事を紹介していますが、11月29日に辻彼南雄医師が登場しています。 辻医師は北海道大学卒業後、群馬大学、東京逓信病院を経て東京大学医学部老人科の医師となりました。ちょうどそれ…

共和党大統領候補ギングリッチの無視出来ない発言

米国では今2012年度の大統領選に向けていろいろな人が名乗りを上げています。既にこのブログで触れたように、ハーマン・ケインは「失脚し」、現在ニュートン・リロイ・ギングリッチ(米国サイトを見るとニュート・ギングリッチ名でよく出て来ます)なる…

東日本大震災における子どものケア

東日本大震災では大人も子どもも大被害を受けました。12月8日の警察庁発表では、死者15,841人、行方不明者3,493人となっており、後者の数が多い為、被害実態の統計はまだまだ先の事になるでしょう。この不明者捜索で懸命に頑張っておられる方…

環境保護運動の間違い=再び槌田敦氏の主張から

環境保護運動では、地球温暖化対策として二酸化炭素排出量削減を決めた京都議定書を踏まえてのダーバン会議が、最近やっと合意に達したというニュースが流れましたが(日本時間12月12日)、この因果関係の問題が一筋縄で行かない事は、相反する主張を読…

愛する人を自宅で看取る事

2011年12月3日の朝日新聞では、「人生の最期は自宅で迎えたい?」という題で、そのアンケート結果を報じていました。 それによりますと、「回答は50対50、見事に拮抗した」とあります。 「はい」と答えた人々で最も多かったのは、「最期は自分のペ…

英国セラフィールドで新たにMOX工場新設

2011年12月3日の朝日新聞には「英、MOX工場新設へー日本からの受け入れ視野」という小さな記事が載っていました。 MOXというのは、これまでも触れた事がありますが、「プルトニウム・ウラン混合酸化物」の省略です。これを燃料として原子炉で燃…

槌田敦氏=もう一人の古くからの原発反対論者

槌田敦氏が劭氏のお兄様である事はiireiさん(http://d.hatena.ne.jp/iirei/)からお聞きして、2冊ほど図書館で借りて読みました。 驚くべき事に敦氏も、1970年代から反原発を訴えていて、その中身は今なお新鮮で本質を捉えています。 特に敦氏は得意の…

ハーマン・ケインとセクシュアルハラスメント疑惑

米国共和党時期大統領候補選で名乗りを挙げていた共和党のハーマン・ケイン氏が、11月8日立候補を断念するという声明を出しました。 氏は共和党複数の候補者のうち、唯一のアフリカ系黒人です。アメリカン・ドリーム時代にいろいろ苦労してピザチェーン店…

福島二本松サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部の民事訴訟の却下

朝日新聞では「プロメテウスの罠」という題で、長らく記事を連載しており、その最初の「観測中止令」の部分はおおかたスクラップしておいたのですが、その次の「無生物の責任」はうっかり切抜きをせず残念な思いでいます。12月6日現在でもその記事は続いて…

米国での自殺事情

既にこのブログでは斉藤貴男氏の著作から、日本での自殺の背景について触れた事があります。 それに対して米国ではどうかと言いますと、古い統計では自殺者数は一般に日本の半分以下と言われています。しかし最近では経済不況や戦争等が契機となっての自殺者…

抗加齢の動きに抗う生物学者本川達雄教授

11月19日の朝日新聞ではアンチエイジングという題のもとで、3人の方が登場しています。その中でそれに抗う生物学者で東工大教授の本川達雄氏が、命が延びた分不安が延びただけと述べた上で、親が生きながらえて次世代を圧迫するのはまずいと率直に語っ…

好評の『ガリラヤのイェシュー』教理としてはどうか

岩手県大船渡市は東日本大震災で大きな被害を被りましたが、そこで試練はあったものの名詞の印刷・出版などを手がけるイー・ピックス出版社の社長熊谷雅也さんの事が朝日新聞のひと欄で紹介され、最近出版した山浦玄嗣著『ガリラヤのイェシュー」が好評であ…

中島敦著『名人伝』はいろいろな事を示唆している

中島敦氏の本と言えば『山月記』があまりに有名で(高校の教科書でも採択されていたと記憶しています)、他の作品は読んだ事がありませんでした。 今度またまたiireiさん(http://d.hatena.ne.jp/iirei/)の紹介で、『名人伝』を読み、実にいろいろな事を教…

福島第一原発事故で真っ先に被曝医療にあたった寺沢福井大学教授

2011年11月19日の朝日新聞は、福島第一原発事故の情報を受けて、3月13日真っ先にJヴィレッジにヘリで向かった福井大学医学部教授寺沢秀一氏の事を紹介していました。 寺沢教授は金沢大学医学部を卒業し、沖縄で研修を受けた後、カナダのトロント…

感謝祭りと翌日のブラックフライデー

米国では毎年11月の第四週目の木曜日を「感謝祭」の日と決めて、特に家族、友人、神などに感謝を捧げています。そして七面鳥を丸焼きにして祝っています。ネットを見ても、神が第一に出て来ないので、当然宗教的行事ではありません。 その歴史をウイキペデ…

チェルノブイリ原発事故であと300年も人の住めない保護区と、対照的に70年で帰還がかなった聖書例

東日本大震災のうち福島原発事故で大量に撒き散らされた放射性物質により、また原子炉の現状に鑑みて、その中心から数十キロ圏内はあとどれ位人々が住めない状態になるのでしょうか。肝心の原子炉の破損がひどく、廃炉までの具体的な工程が不確かである以上…

人間とチンパンジーが共に共通祖先を持つという説の矛盾を確証するもう一つの分子生物学的証拠

2011年11月15日、科学ライターである米国創造研究所のブライアン・トーマス氏は、「DNAの研究により、人間とチンパンジーに共通する祖先が存在するという説は矛盾している事が示された」といった題で、そのサイトに小論文を載せていました(http:…

小泉武夫氏の『灰に謎あり』を読んで

小泉武夫氏が発酵学・醸造学の権威である事は知っていて、これまで聖書との関連で新聞投稿記事や発酵に関する著作を読んだ事がありますが、11月23日のブログで松戸市の剪定枝焼却による灰の処分について書いたところ、iireiさん(http://d.hatena.ne.jp/…

拝金主義中国での悲劇

マルクスは『法哲学批判序論』の中で「宗教は追いつめられた者の溜息であり、非情な世界の情であるとともに、霊なき状態の霊でもある。それは人民の阿片(アヘン)である。人民の幻想的幸福としての宗教を廃棄することは人民の現実的幸福を要求することであ…

米国の占拠せよ運動は瓦解するか

2011年9月富裕な人々が集まるニューヨーク市のウオール街では、1パーセントの富裕層に怒りを持った99パーセントの人々が、ズコッティ公園に集結し、テントを張ってその場所を占拠しました。毎日新聞電子版の情報ではそれを提起したのは、カナダの非…

原発輸出という狂気のなれの果て

東日本大震災はまだ全然終息していません。地震・津波災害は極めて大きく、多くの人々が亡くなりました。この面での復興もまだまだ時間がかかります。 ダメージを受けた人々の心のケアだって、これから本格的に取り組まなければならない重要課題です。しかし…