ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

琥珀の年代はそんなに古いのか

 琥珀というものを一度は見た人がいると思います。ウイキペディアで見て見ますと、「琥珀…とは、木の樹脂(ヤニ)が地中に埋没し、長い年月により 固化した宝石である…石の内部に昆虫(ハエ、アブ、アリ、クモなど)や植物の葉などが混入していることがある。こうしたものを一般に『虫入り琥珀』と呼ぶ」(*イタリック体は私がつけたものです)と書かれていました。
 岩手県北東部に位置し太平洋に面する久慈市は、久慈琥珀で有名だそうです。そのサイトに虫入りの琥珀の画像があり、拝借しました。

 きれいですね。昆虫が良く見えます。貴重なものなので、確かにこうしたものが見つかれば「宝石」になります。
 ところで米国創造研究所(ICR)のサイエンスライターであるブライアン・トーマス氏が、この琥珀の年代について触れています。
http://www.icr.org/article/5505/
 最近オーストラリア北端に近いケープ・ヨークという所で、すばらしい虫入り琥珀が多く見つかりました。けれども研究者たちはなぜそこにそうた昆虫などが閉じ込められた琥珀が存在するのかについて、あまり関心を抱いていないようです。周囲の地層などから漠然と「数百万年」もの古さだと考えています。
 しかしトーマス氏は樹脂が固化するのに、そんな長い時間は全く要しなかったと反論しています。なぜそうなのでしょうか?それはもしそれだけの長い時間がかかったとしたら、閉じ込められた昆虫などは、捕食者に捕らえられたり、死んで腐敗してしまったに違いないからです。それなのに琥珀の昆虫は全くそんな様相を呈しておらず、極めて鮮やかに観察出来ます。あたかも生きているかのようです。しかもそうした昆虫は現在観察出来るものと、全く違いがありません。進化途上と見られるものはないのです。
 そうすると、その琥珀は生きた昆虫や腐食していない植物の葉などを取り込んだまま、一瞬のうちに石化したと考えるのが合理的です。しかもその年代はごく最近のものと考えるべきです。それは若い地球の傍証となっています。
 この研究内容を発表したニューサウスウェールズ大学(オーストラリア、略してUNSW)のサイトをご覧下さい。
http://www.science.unsw.edu.au/news/australian-amber/
 その中に「その年代はいまだ不明ですが、古代の雨林における木の樹脂であったものから、数百万年以上にわたって形成されたもの」と断定的に書かれた文章が見つかるでしょう。研究者たちは進化論の「偏見」に囚われているとしか言いようがありません。