ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

ホタルの発光現象と聖書の光

 ホタルといえば、かつて住んでいた事のある兵庫県飾磨郡夢前町を流れる夢前川に生息しているのを聞いた事があります。実際には見た事がありませんが、自然豊かなこの町を流れる川は清冽で、ホタルにはふさわしい場所なのでしょう。
 ところで朝日のDO科学欄でこのホタルの事が取り上げられていました。ウイキペディアによりますと、日本の本州から南では一般に「ゲンジボタル」が一般的で、5〜6月頃によく見られるそうです。グーグルの画像から拝借しました。

 なぜホタルは光るのでしょうか。それはその腹部の後ろに発光器というものがあって、そこにルシフェリンという物質があるからです。それは次のような構造式になっています。

 この生成の為に酵素であるルシフェラーゼとマグネシウムイオン、そして高校生物でおなじみのアデノシン三リン酸(ATP)が用いられます。複雑な反応を経てオキシルシフェリンが生成され、その中の酸素原子が励起状態となり、基底状態に戻る時発光現象が生じるそうです。詳しくは以下のサイト参照。
http://oo.spokon.net/yasu/kai/hotaru.htm
 そのすばらしい仕組みを考える時、どうしてもそれを造られた方の事を思わずにはいられません。
 聖書によれば、神ご自身が光であり(ヨハネ第一1:5)、その方が人のかたちをとって世に来られました。
 「暗やみの中にすわっていた民は偉大な光を見、死の地と死の陰にすわっていた人々に、光が上った」(マタイ4:16)。
 暗やみのような世の中で過ごしていて、死を避ける事の出来ない絶望的な民の中に、このホタルのように光る方イエス・キリストが来て住まわれました。ですからこの光である方については、「光はやみの中に輝いている…」ヨハネ1:5)という聖句もあり、まるでキリストはホタルのようです。
 何よりこの方を信じる者は、永遠のいのちを頂き、もはや死は人の心を支配する事がありません。イエスご自身が次の事を約束しておられます。
 「イエスはまた彼らに語って言われた。『わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。』」(ヨハネ8:12)。
 残念ながら福音が届かないこの日本では、光なる救い主イエス・キリストを信じる者がほんの僅かしかいません。「光が世に来ているのに、人々は光よりもやみを愛した。その行ないが悪かったからである」(ヨハネ3:19)。
 ですからこの光に背馳している方は、それを悔い改め、イエス・キリストの光の中に入れて頂きましょう。イエスは世々限りなくあなたと共におられます。