ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

24週前の胎児は無痛状態で堕胎OKか

 母親のお腹にいる胎児は通常40週で生まれて来ますが、最近の英国の研究によりますと(http://www.rcog.org.uk/files/rcog-corp/RCOGFetalAwarenessWPR0610.pdf)24週以前の胎児は痛みを経験しないのだそうです。なぜなら痛みは組織の損傷に対する不快な感覚的・感情的な反応であり、痛みに気付くためには、そのからだは特別な感覚構造が発達していて、脳とからだには高度の神経系が作り出されていなければならないからです。それが24週以前の胎児には発達していない為に、痛みを経験する事がないと、研究者たちは断定しています。ちなみに21週で生まれた胎児は生き延びる事が出来ません。
 PDFの論文の20ページから先は中絶の方法などが具体的に書かれています。結論として、研究者たちはあくまで現在の中枢神経系を再検討し、子宮内の胎児が痛みを経験するかどうかという事を調べただけで、24週以前の中絶の勧めをしているわけではありません。
 でも結果的にこの事は、堕胎推進者たちを勢い付けています。
 そこで創造論サイト(CMI)のリタ・コスナー氏が、この論文を論評しています。それは結構多角的なものですが、結論的には「クリスチャンの立場としては、常に生まれる前であろうと、生まれた後であろうと、無垢の子を意図的に殺すのは大きな悪である」という事です。例外は母親と胎児の両者のいのちが危ない時だけ、中絶が許されるという事です。
 聖書には胎児についていろいろ書かれています。
 「見よ。子どもたちは主の賜物、胎の実は報酬である」(詩127:3)。
 「あなたが私の内臓を造り、母の胎のうちで私を組み立てられたからです」(詩139:13)。
 「主は、生まれる前から私を召し、母の胎内にいる時から私の名を呼ばれた」(イザヤ49:1)。
 これらの聖句によりますと、母の胎に宿った子は偶然ではありません。そこに深い主なる神の意図があるのです。受精卵は「全ての種類の細胞に分化する事ができる全能性を備えています。それは既に生きているのです。そしてその胎の実は、主が覚えておられ、やがて生まれ成長してからご自分の為に召したい、ご自分の栄光の為に役立てたいと切に願っておられるのです。

画像はmedical.itp.ne.jp/sickness/dic/e...-64.htmlから借用させて頂きました。
 ですからその胎児にメスを入れて切り刻んだり、様々な処置で処分してしまうのは、殺人行為です。
 しかしそれによって自分を責め続けないで下さい。主は悔い改める人を豊かに赦して下さるからです。