ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

新発見の赤色矮星グリーズ581の周りを公転している惑星と聖書

 9月30日のフィズオルグ(英語)のサイトでは、「科学者たちは地球の近くに居住可能な惑星を発見した」という題で、その惑星の事を紹介しています。それは他のサイトでも次々紹介され、朝日でも10月1日に報じられています。
 カリフォルニア大学サンタクルーズ校とワシントン・カーネギー協会の研究者たちは、太陽系外で地球規模の惑星(質量は約3倍)を発見した事を公表しました。それは近くにある赤色巨星又は矮星(恒星で主系列星の右上に属し、表面温度が主系列星より低く、黄色から赤色までにわたる巨大な星の集まり)であるグリーズ581(*英語読み、朝日ではグリーゼ)の周りを公転しています。公転周期はちょうど37日弱だという事です。図をhttp://anubisu9.s50.coreserver.jp/hst/?p=123からお借りしました。

 質量からするとそれは岩だらけの惑星で、十分な引力があり、大気を持っているかもしれないという事です。地球から20光年離れたてんびん座の中に位置しています。グリーズ581は他にも複数の惑星を持っており、今回のものは581gと名付けられました。暑過ぎる惑星581cと冷た過ぎる惑星581dとの中間にあり、いつもグリーズ581に向いている側は、昼光にさらされ、逆側はずっと暗黒のままです。惑星の平均表面温度は零下31度から零下12度の間だそうですが、実際の温度は昼光にさらされている側で70度ほど、その逆は零下30度まで広い温度分布となります。
 研究者たちはこの温度勾配の中間の場所が最も居住可能な地帯であると推測しています。しかし参照したフィズオルグのサイトでは、水の事に言及していません。この中間状態であれば存在する可能性があるという事だけです。ニューヨークタイムズ報道でも、この温度の中間であれば心地よい生息地帯を生物が見出す可能性があると言っているだけです。
 ですから地球に環境の似た惑星だからと、進化論の朝日新聞はいち早く取り上げましたが、今後の研究次第ではそれが覆る可能性だってあります。
 研究者たちはそのように躍起になって生物の存在しそうな星を探していますが、聖書によればそれは地球だけです。誰でも地球が水の惑星として特異である事は認識しているのに、生命の起源がそこに見出せないからと、地球外の惑星などを懸命に捜し求めているのです。でもそれは幻想です。
 「天は、主の天である。しかし、地は、人の子らに与えられた」(詩115:16)。地、つまり地球こそ人間の住まう所として神から与えられました。
 「地を水の上に敷かれた方」(詩136:6)は神です。神は創世記1章のはじめで水と地を分離させられました。
 「神は『天の下の水は一所に集まれ。かわいた所が現われよ。」と仰せられた。するとそのようになった。神は、かわいた所を地と名づけ、水の集まった所を海と名づけられた。神は見て、それをよしとされた』」(創世1:9−10)。
 この地の上でこそ動植物そして人間が創造されたのです。地球だけが唯一生物居住可能な惑星として、神が英知を傾け造られました。