ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

タバコ値上げで喫煙者がもっと減るように

 2010年10月からタバコが値上げされました。1箱300円が400円以上だそうです。1日1箱吸う人なら、1ヶ月で12,000円以上、この不況下かなり家計に響く事でしょう。
 しかしこれは朗報です。それによって喫煙者の数は相当減るでしょうし、公共の場での喫煙禁止措置もさらに進むと考えられます。
 私の住んでいるところの近くに競輪場がありますが、相当数の人々がタバコを吸っています。そのマナーの悪さは本当に憤りを感じるほどです。
 朝日10月4日の社説によると、日本はタバコ大国だそうで、男性の4割、女性の1割がタバコを吸っています。
 しかしタバコと病気との因果関係は明確です。1年に何と13万人以上が、本人の喫煙による肺がんその他の病気で亡くなっています。さらに悪い事には、このタバコを吸う人の近くでその煙を吸わされる人の受動喫煙被害では、明確な事例で毎年6800人が亡くなっているそうです。
 これはもう無視出来ない事態です。世界保健機関に「タバコ規制枠組み条約」というものがあるそうですが、日本は批准していながら、努力義務程度でしかないそうで、世界ではまさに後進国と言えるからです。やっと厚生労働省や神奈川県が積極的な法制化の議論や実施を行いました。もっともっと禁煙の為の強力な対策が望まれます。
 私はかつていた茨城県で日曜礼拝後タバコを吸う求道中の人と付き合っていましたが、1年経て頭痛がひどくなり、吐き気も催すようになりました。
 それを指摘して初めてやめてもらったのですが、そのように喫煙中の人は他人の迷惑という事が全然視野に入っていないような気がします。当時近くの農家の人々のマナーはかなり悪く、ポイ捨てによる火災が生じた事は何度かありました。
 このタバコ吸いという事がいかに聖書の教えに反しているか、枚挙に暇がありません。聖書の時代と聖書地では「たばこ」の事は出て来ませんが。
 「だれでも、自分の利益を求めないで、他人の利益を心がけなさい」(コリント第一10:24)。ストレス解放とかの理由で勝手に自分の益を求めている喫煙者は、他人の健康という益を全く無視しています。
 「何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい」(ピリピ:3)。だいたい喫煙を覚え始めた頃の動機は「虚栄」「虚勢」などが多いのではないですか。そして徹底して自己中心です。
 「自分の肉のために蒔く者は、肉から滅びを刈り取り…」(ガラテヤ6:8)。喫煙者は必ず肺などに関連する病気で亡くなります。肺がん患者の悲惨さを目撃した事がありますが、後悔している人が少なくありませんでした。
 これらは若干の例ですが、神に背いている罪人はそのままではこうした教えに従う事が出来ません。180度向きを変え、神を仰ぎ見た時、喫煙の習慣は止みます。