ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

フランス南西部シャラント地区での大恐竜化石の発見とその意義

 11月16日のサイエンスデイリサイト(英文)に、「シャラント地区でフランス最大の恐竜化石層の一つを発見」という題の報告が載っていました。
 400以上の骨の化石がオドアン採石場で見つかっていますが、量的にも見ても、特異な保存状態から言っても目を見張るものがあるそうです。
 年代は白亜紀前期(1億3千万年頃)で、その中にはヨーロッパ最大の竜脚類(草食恐竜)と思われる恐竜の大腿骨も見つかっています。特異なのは木や葉や種の化石も一緒にあった事で、今後の詳しい分析により当時の植物相も分かりそうだとの事です。
 この400以上の骨の化石の中に興味深いものが見つかっています。即ち陸生の草食恐竜と共に水生動物のカメやワニの類の化石が混じって見つかった事です。さらに圧倒的に豊富だったのは肉食恐竜の骨の化石です。体長9メートルに達するものものの骨だそうです。幼いものと成長したものが少なくも5体分見つかっています。
 遺跡の規模は数百平方メートルで、古シャラント川の堆積層中にこれだけのものが良好な保存状態で見つかったという事は、何を意味するのでしょうか。陸生動物や植物の木や葉っぱ、水生動物が入り混じっているという事を、古生物学者たちはどう解釈するのでしょうか。古シャラント川の大洪水で動物も植物も押し流され、一瞬のうちに埋没したという事でしょうか。でもそんな事で木や葉が化石になるはずがありません。大抵は腐食し無くなってしまうはずです。
 これはきっと創造論者たちが主張して来た「ノアの大洪水」に因るものに違いありません。それは動物であろうと、植物であろうと押し流し、シャラント地区の「化石の墓場」に、あっという間に埋没させたのです(今日の洪水の跡を考えて見て下さい。大木でも何でも腐食せずに化石化した事があるでしょうか)。
 故にこれらの化石は白亜紀前期の1億3千万年前に遡るものではなく、ノアの洪水が生じた今から約4500年前のものです。
 この大洪水が起きた原因はなんだったのでしょうか。それが聖書に記されています。
 「神が地をご覧になると、実に、それは、堕落していた。すべての肉なるものが、地上でその道を乱していたからである。そこで、神はノアに仰せられた。『すべての肉なるものの終わりが、わたしの前に来ている。地は、彼らのゆえに、暴虐で満ちているからだ。それで今わたしは、彼らを地とともに滅ぼそうとしている』」(創世6:12−13)。
 神は天において、「地上に人の悪が増大し、その心に計ることがみな、いつも悪いことだけに傾く」(創世6:5)のをご覧になり、ノアとその家族8人、そしてペアの動物たちを箱舟に乗せてから、大洪水を起こさせ、箱舟にいた者たちを除き全て滅ぼされたのでした。
 「当時の世界は、その水により、洪水におおわれて滅びました」(ペテロ第二3:6)。
 ですから白亜紀という地質学者が勝手につけた時期のフランスを含むヨーロッパの動物相や植物相を追及しようとしても無駄です。