ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

星の数は無限大

 12月2日のサイエンスニュースサイト(英文)に、「宇宙は実際星で満ちている」という題の論文が載りました。BBCニュースやニューヨークタイムズでも取り上げられています。
 それらによりますと、ハワイのケック天文台を利用してエール大学の研究者たちは、私たちの銀河より古い楕円銀河において、従来よりも20倍多くの「赤色矮星」を発見したとの事です。下の画像は楕円銀河

http://www.sciencenews.org/view/access/id/66895/name/rc_elliptical-galaxy.jpgより借用。
 この赤色矮星というのは、太陽よりも小さく(質量は太陽の10〜20パーセント)、薄暗い星です。今回天体望遠鏡の性能が向上して発見する事が出来たそうです。彼らは8つの楕円銀河から数多くの赤色矮星を発見しました。
 赤色矮星というのは、主系列星の中で特に小さい恒星のグループだそうです。

 直径が小さく、表面温度が低くて赤みを帯び、薄暗いのが特徴の恒星寿命の長い星です。上図はヘルツシュプルング・ラッセル図(HR図)で、左上(明るく高温)から図の右下(暗く低温)に延びているのが主系列星で、その位置を示しておきました。
 従って宇宙全体の星の数は、従来考えられていたものより3倍も多くなるという事だそうです。しかしもっと精査すれば、さらに多くの星が見つかるかもしれません。ですから宇宙の星の数は無限大、あるいは宇宙は星で満ちているという題になるのでしょう。
 それは聖書でも言われている事です。神は創造週の第四日目に太陽、月、星を造られました。
 「それで神は二つの大きな光る物を造られた。大きいほうの光る物には昼をつかさどらせ、小さいほうの光る物には夜をつかさどらせた。また星を造られた」(創世1:16)。その星の数は私たち人間には数える事も出来ないほど多いものでした。
 「さあ、天を見上げなさい。星を数えることができるなら、それを数えなさい。』さらに仰せられた。『あなたの子孫はこのようになる』」(創世15:5)。 でも人間に不可能な事は神には簡単です。神は全ての星の事を熟知しておられます。
 「主は星の数を数え、そのすべてに名をつける」(詩147:4)
 天文学者たちの研究成果は、聖書に近づいていると言えそうです。