ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

からだのコンプレックス調査結果と聖書の人物

 12月18日の朝日新聞では、「からだにコンプレックスがありますか」という質問でアンケート調査がされ、その結果が出されています。
 原因は20ほど挙げられており、そのトップは「背が低い」というもので、二位の「太っている」を130票ほど引き離しています。目とか鼻の問題は、10の位の違い程度でした。「背が高い」事へのコンプレックスを持っている人は少なかったです。結構メリットがあるからだと思います。
 そこで「背が低い」という点ですが、理由として2つだけ挙げられています。第一に「自動ドアのセンサーが反応しない」とあります。もし事実なら安全工学の第一人者である畑村洋太郎氏に登場してもらわなければならないでしょう。第二に「犬にほえられる」とあります。私も160センチの身長で並みだと思いますが、徒歩の運動をしていて、よく犬に吼えられます。本当に背の低さと犬の「警戒心」は、相関関係があるのでしょうか。
 こうした回答にコメントしていた精神科医名越康文氏は、逆に小柄な人の利点を挙げて擁護しています。つまり氏の経験からすると、「並外れた集中力がある」人、「高い美意識を持つ」人がけっこういるようです。
 聖書にも小柄なために、また同胞の人々からよく思われていなかったために、紙芝居などで「チビ助」などと揶揄されていた人物が登場しています。
 その名はザアカイ、れっきとしたユダヤ人でありながら、時のローマ政府への税の取立人(取税人)となっていた為に、同胞から憎まれ軽蔑されていたのでした。
 「ここには、ザアカイという人がいたが、彼は取税人のかしらで、金持ちであった」(ルカ19:2)。
 おそらくその金はかなり自分のものとして着服していたのでしょう。
 或る日このザアカイの住むエリコに救い主イエス・キリストが来られました。群衆はイエスを取り囲んでいます。そしてその福音の説教を聞こうとしていました。ところが…・
 「彼は、イエスがどんな方か見ようとしたが、背が低かったので、群衆のために見ることができなかった」(ルカ19:3)。群衆は皆平均以上の背丈だったのでしょう。背の低いザアカイは、イエスの御前に進み出る事が出来ませんでした。
 そこで彼はイエスの進まれる方向を見極め、前方のいちじく桑の木に登りました。そこからならイエスを「見下ろす」事が出来ました。
 ところが全知全能の神イエスは、そうした場にいたザアカイを見つけて、すぐに降りるよう命じられました。イエスは「いじめにあって孤立している」ザアカイの家に泊まる事にしておられたからです。
 ザアカイは大喜びでイエスを自宅に迎え入れました。彼はイエスの御前で、これまで犯して来た不正を悔い改め、イエスを仰ぎ見る立場に変えられました。
 これが救いです。ですから「セガ低い」事を悩み続けているあなたへ。是非この聖書の記事を見て、救い主イエスを自分の心の中に受け入れて下さい。すぐコンプレックスは解消してしまいますよ。