ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

朝起きてすぐタバコを吸う人は肺、頭部、頸のがんにかかりやすい

 8月10日のサイエンスデイリサイトに、「研究によると、朝早くタバコを吸う人は肺、頭部、頸のがんにかかる危険性が増す事が分かった」といった題で、ペンシルバニア州立大学のジョシュア・マスカット博士と同僚たちが研究した論文が紹介されていました。
 それによりますと、研究チームは喫煙者を朝目覚めた後1時間以上経過してからタバコを吸う人と、朝目覚めてからすぐ吸う人(既に上記のがんに罹患している人で30分以内、30〜60分)という二つの対照群に分けて調査しました。対象者の合計は7,610人でした。
 結果は肺がんの場合、後者で30〜60分以内にタバコを吸う人の場合、対照群に比べ1.31倍肺がんの症状が進行し、さらに絞って30分以内ですと、実に1.79倍も多くがんを進行させました、
 次に頭部と頸部のがんの場合、同様な調査で30〜60分に吸う人は1.42倍、30分以内ですと、1.59倍がんを進行させました。
 こうした発見により、朝目覚めてからすぐタバコを吸う人は、がんにかかる可能性が増加するという事が示されました。そうした喫煙者は体内にニコチンや他のタバコ毒を高い水準で保持している事になりそうです。
 そのように喫煙者が朝起きて最初にタバコを吸う事の危険性が分かったわけですが、そうでない喫煙者も含め、喫煙は自分自身の健康に良くないだけでなく、側にいる他人をもその害毒の中に巻き込むという点では、非常にたちの悪い習性です。ポイ捨てという悪しき習慣も含め、私は喫煙者の人格を尊重しません。まさに喫煙者は罪人中の罪人で、罪を行っています。彼らについての聖書からの警句は多くあります。
 「主を恐れることは日をふやし、悪者の年は縮められる」(箴言10:27)。
 「悪い者には良い終わりがなく、悪者のともしびは消えるから」(箴言24:20)。
 「悪者にはしあわせがない。その生涯を影のように長くすることはできない。彼らは神を敬わないからだ」(伝道者の書8:13)。
 では私たちの救い主イエス・キリストはどんな生活を送っておられたのでしょうか。昼間は福音の伝道を行い、夜には多くの病人を癒し、さぞお疲れだったと思いますが、それでも早朝に目覚め行動を開始されました。まず悪人らの救いの執り成しの祈りをされました。
 「さて、イエスは、朝早くまだ暗いうちに起きて、寂しい所へ出て行き、そこで祈っておられた」(マルコ1:35)。
 私たち信徒も出来るだけ朝早く起き、聖書を開いてそのみことばを瞑想し、祈ってから仕事を始めるよう心がけています。まことに日本の諺にもあるように、「早起きは三文の徳」なのです。