ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

米航空宇宙局発表のケプラー22bは生命居住可能領域内の惑星なのか

 2011年12月5日に米航空宇宙局(NASA)は「NASAの望遠鏡は生命居住可能領域(ハビタブルゾーン)における地球外惑星を確認した」といった題で、論文を発表しました(http://www.space.com/13821-nasa-kepler-alien-planets-habitable-zone.html)。
 このハビタブルゾーンというのは、ウイキペディアによりますと「惑星がその表面に液体の水を持つ、恒星の周囲の理論上の空間である」と定義されています。日本語直訳では上記にある通り「生命居住可能領域」で良いと思います。

 「惑星ケプラー22bは地球から600光年のかなたにある主星(恒星)『ケプラー22』のまわりを回っています。そしてその大きさは地球半径の約2・4倍あります。そしてその平均表面温度は22度Cとされています。もしそれが太陽系外にあるほとんどの惑星がそうであるように、ガスから成り立っているのではなく、表面に岩石の多い惑星であるなら、その近くには液体の水があるだろうし、水があればそこに生命が存在するかも知れないという期待を、研究者たちは抱いています。
 この惑星ですが、2009年に宇宙望遠鏡「ケプラー」が発見したものです。そこで用いられた「トランジット法」と呼ばれる方法は、朝日のニュースによりますと、「主星(恒星)の前を惑星がよぎる(*英語のトランジット)ことによって主星の光に表れる周期的な明るさの変化から、惑星を確認」するやり方だそうです。それにより今回合計で太陽系外惑星候補を2326個も発見したそうです。そのうち207個がほぼ地球と同じ規模であり、680個が地球より少し大きめという事です。ケプラーの探査は2012年11月に終了する予定ですが、詳しい分析データが今後得られれば、延長も可能なようです。
 この地球外知的生命探査(SETI)計画がなぜこうも熱心に行なわれるようになったのかという事の背景には、地球内部での生命の誕生と進化という説が行き詰まりを見せているからでしょう。
 しかし聖書によれば、この莫大な費用を投じての探査計画は全くの徒労に終わるはずです。神は地球外での生命を創造されなかったからです。次のようなみことばがあります。
 「天を創造した方、すなわち神、地を形造り、これを仕上げた方、すなわちこれを堅く立てられた方、これを形のないものに創造せず、人の住みかに、これを形造られた方、まことに、この主がこう仰せられる。『わたしが主である。ほかにはいない』」(イザヤ45:18)。
 この神のみこころに反する科学とその技術が成就しないとすれば、それをもっと地球内の多くの人々の幸福の為に発展させるべきだと思うのは、私だけでしょうか?