ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

ジムでやみくもに汗を流しても痩せないので、積極的に動かないでも痩せるための3つの方法

 2012年1月1日のハフポストサイトに、「食べる事、寝る事、深呼吸する事、それが2012年に積極的に動かないでも痩せる為の戦略です」といった記事がありました。なんだか私たちには当たり前の事に感じられますが、ジムに通って汗を流し、かなりハードなジョッギングをしても、一向に痩せないという人が多いので、ここはもう一度栄養学者マニュエル・ヴィラコルタ氏の主張に耳を傾けてみたいと思います(http://www.huffingtonpost.com/manuel-villacorta/new-years-resolutions_b_1176454.html?ref=healthy-living)。これはやっと糖尿病の度合いを測る平均値(グリコヘモグロビンA1Cが正常値になった私も、実践したい事柄です。
 まず氏は現代生活と言えば、プレッシャーがかかり、イライラしている人々が多いという現実を考えています。そこにストレスというものが大いに関わっています。それで3つの方法を順次追ってみます。
 1呼吸をする事。勿論それは私たちが意識していなくても行なっている事なのですが、氏は「深呼吸する事」「意識的に呼吸する事」をどれほど実践しているかと問うています。実際にはそうした事を実践している人々は、意外に少ないのです。もしそれを生活習慣にすれば、大きな差異が出て来ます。つまり深呼吸する事により、脳や組織に酸素が行き渡り、結果的にストレスホルモンを減らす事になるそうです。この代表的なホルモンはコルティゾールと呼ばれ、脳の働きを衰えさせ、老化を促進させます。また糖尿病や肥満の原因ともなります。
 ネットで調べて見ますと、このコルティゾールは炭水化物、脂肪、およびタンパク代謝を制御し、生体にとって必須のホルモンとなっています。一方で過剰なストレスがかかっても分泌され、記憶と大いに関係のある脳の海馬を萎縮させる事があるそうです。心的外傷後ストレス障害(PTSD)を経験している人の脳でよく見られるそうです。とすると昨年の東日本大震災でPTSDにかかった人々は、特にこの深呼吸を試みる習慣をつけると良いのかも知れません。
 ストレスを切り離すべく外を静かに歩き、この深呼吸をしてみる事で、身体の為に良い結果がもたらされる事でしょう。
 2睡眠をとる事。十分な睡眠がストレス管理のかぎとなります。この十分な睡眠時間が奪われると、グレリンという食欲促進ホルモンの量が増大します。この研究は日本が先行したようで、このグレリンを抑制するとインスリンの分泌がよくなり、糖尿病改善に役立つという事で期待されています。
 少なくも6時間の睡眠をとらないと、翌日異常なほどに腹が減ってしまい、どうしても甘い物に手を出す事になります。この説明には私も納得です。足の静脈瘤があってしかも夜中のトイレが近いので、いつも晩に十分な睡眠がとれません。だから朝起きてから空腹感がすぐ生じ、昼以降にはおやつをうまく調整しないと、どうしても甘い物が食べたくなり、それがないとパソコンの仕事をしていてイライラ感を持ちます。
 3食事を摂る事。これは時間がなくて急いで食べたり、時間があっても側に置いてあるノートパソコンに目が移り、食事に集中していないと問題です。それに気づかないでいると、脳は食べたという事実で「だまされ」、身体に満腹の信号を送る事が出来なくなってしまうそうです。特に急いで食べると(20分位)、満足感が得られず、つい余計に食べてしまう事になり、習慣化すれば確実に体重が増えてしまうでしょう。気が散っている時は手元のクッキーを掴んでぼりぼりという事になります。
 これは現代というストレス過剰社会での現象です。聖書の時代ですと、勿論きつい仕事はあったでしょうが、人々は概ねゆったりとした生活で呼吸し、夜は電気もないので、暗くなれば人々はすぐに寝たでしょうし、食事も家族で楽しみゆっくり味わったものと思われます。主食の大麦・小麦のパンと家畜の肉、果物など質素で均衡のとれた食事だったと思います。
 「怒りをおそくする者は勇士にまさり、自分の心を治める者は町を攻め取る者にまさる」(箴言16:32)。
 ストレスにつきものの怒りを遅くすれば対人関係もうまく行き、自分自身における諸々の心の感情を制御し神のみこころに従う事の出来る人は、深呼吸・食事・睡眠の規則正しい習慣を維持してゆけるでしょう。そうでない普通の人でもこの三つを実践して痩せれば、大いに良い事ではありませんか!