ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

オバマ大統領歴代米大統領で初めて同性婚支持を表明

 2012年5月10日の米国サイト及び朝日新聞でも一斉に、オバマ大統領がゲイやレスビアンといった同性愛者間での結婚を支持する表明をした事を報じていました。なぜならそれは米国歴代大統領の表明では初めての事だったからです。

 それに対してはミット・ロムニー共和党大統領候補が早速反対の意思表示をしました。しかし報道によれば、米国保守派キリスト教信徒の議員より歯切れが悪かったそうです。
 なぜでしょうか?ネットのサイトを見ますと、この同性愛者と異性も愛する同性愛者の比率は、男性で2.8パーセント、女性で4.6パーセントだそうです(2006〜2008年度。http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/8806.html参照)。そしてこの比率を見る限り、同性愛者は米国でもはや少数派ではないという事になります。
 自己主張の強い米国ですが、彼ら(彼女ら)同性愛者は様々な差別や制約を受けて来たとして、自由平等をずっと求めていました。その動向は今年の11月6日に行なわれる大統領選挙に影響を与えるものと思われます。
 ですから民主党共和党共にその扱いに関して慎重になっているわけです。オバマは「大統領選での再選を目指し、計算の上で賭けに打って出たともみられている」と、ロイター通信は伝えています。
 ところでワシントンタイムズサイト(http://www.washingtontimes.com/news/2012/may/9/obama-buckles-on-gay-marriage/print/)の記事では、ギャラップ世論調査の結果として、50パーセントの米国人が同性愛婚を法的に認めるべきだとしています。それに対して48パーセントが反対しており僅差です。さらに党派別では民主党が65パーセント支持、共和党は22パーセントに留まっています。保守派の多い共和党では当然の事でしょう。
 しかし事は政治的な問題ではなく、宗教的なものです。聖書はどう言っているかを調べる必要があります。
 創世1:27「神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。神のかたちに彼を創造し、男と女とに彼らを創造された」。
 創世2:24「それゆえ、男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである」。
 ローマ1:26−27「こういうわけで、神は彼らを恥ずべき情欲に引き渡されました。すなわち、女は自然の用を不自然なものに代え、同じように、男も、女の自然な用を捨てて男どうしで情欲に燃え、男が男と恥ずべきことを行なうようになり、こうしてその誤りに対する当然の報いを自分の身に受けているのです」。
 これだけの箇所を見ても、結婚は男女間である事が明白であり、神は同性婚を「恥ずべき」行為として退けています。
 それに対して同じワシントンタイムズの別の記事では、オバマは「黄金律」を持ち出しています。
 「それで、何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい。これが律法であり預言者です」(マタイ7:12)。
 しかしこれはどうみても趣旨が違うのではないかと思います。自分にしてもらいたいことは、オバマの場合「全ての人の基本的人権」なのでしょうか?
 しかし政治的な狙いの為に聖書の規準を崩すと、神の祝福を失います。キリスト教信徒として本当に信念をもって活動しているなら、神はよしとされ、オバマの再選は確実になるのではないかと考えています。