ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

7月16日の代々木公園反原発大集会

 2012年7月16日、朝昼の弁当を作り、11:30からの代々木公園での「さようなら原発10万人集会」に参加する為、地下鉄千代田線で代々木公園駅まで行って来ました。昨年9月19日以来の大集会企画でした。メインの第一ステージは坂本龍一氏、大江健三郎氏、落合恵子氏ら、ほぼ昨年と同じ方々がメッセージを行う事になっていましたが、私はあえて井の頭通りを北上した公園の端近くで行われる案内カーからの訴え(=第四)に耳を傾ける事にし、そちらに向かいました。
 しかしです。代々木駅到着が11時過ぎで、まだその会場まで辿り着くのに余裕があると思っていましたが、金曜日と同じく駅の階段から少しも進みません。第一ステージの集会は小室等氏らのライブがまずあって、大江氏らは1時過ぎからなのに、参加の皆さんはもう続々とそちらに流れた為に遅々として進まず、やっと到着した時には、一番手である槌田敦氏のメッセージは既に終わってしまいました!残念無念。

 そこで第四の場の案内カーからの司会役(ブログで取上げた事のある河合弘之氏の予定が違いました)が紹介したのは、横須賀原子力空母の事で戦っている弁護士呉東正彦氏で、しばらくそのメッセージを聞き、それから女川原発に関与している活動家の話がありました。


 写真左が案内カーで、右が呉東弁護士。
 1時近くになり、メインの会場のほうへ向かいました。ところが地下鉄千代田線代々木公園駅と、小田急代々木八幡駅から、ゼッケンやプラカードを掲げた人々が坂下を続々と第一ステージに向かって進んで来て、ほとんど身動き出来なくなってしまいました。右下は第一ステージに殺到する反原発参加者。

 おなかも減って来たので、極めて厳しい暑さを避け、涼しい小公園に逃れ、そこで食べながら、スピーカーで聞こえて来る坂本さんや落合さんのメッセージを聴いていました。
 それから間もなくデモの第一陣が出発し、私もデジカメで撮りながら、しばらく行動を共にしましたが、昨日からの疲れもあり、途中で抜け出しました。完全に人いきれにやられたといった感じです。参加されたブログ仲間に申し訳ない!

 なぜこうも執拗に反原発の集会に参加するのか?昨年3月20,21日に風向きが変わり、ホットスポット松戸市の野外で発掘をしていた私は、相当放射能を浴びた事になりますが、そうした警告が一切政府から出されず、政府の隠匿工作に、槌田氏と同じく犯罪性を感じたからであるのは勿論です。
 しかし私はもう歳だから良いですが、おそらくこの千葉の柏、流山、松戸といった地域の若い人々は、かなりの被曝でダメージを受けているはずです。彼らやその子孫は、今後がんなどの症状が出て、亡くなられる方が増えて行くでしょう(他の原発被災地の若者たちも同じ)。でも聖書では人間創造時に神は二人を祝福し、「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ…」(創世1:28)と命じられました。二人が罪を犯して堕落し、その後ノアの洪水が生じても、水が引いた後、罪あるノアや息子たちに対し尚も神は、「生めよ。ふえよ。地に満ちよ」(創世9:1)と命じられました。
 この主なる神の愛と憐れみとみこころがこの原発ではなはだ損なわれてしまいました。しかも誰もその責任をとりません。その理不尽さに鑑み、正義の神の裁きを待ち望んでいる事も、私の執念と言えるでしょうか。