ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

ファーストフード店、牛より鳥へ

 2012年10月10日のタイム誌電子版には「なぜファーストフード企業は突然チキンに心を寄せているか」といった題の記事がありました。
 昔はロースト・チキンと言えば、典型的な日曜日のディナーでした。ところがその後ファーストフードの世界では、取るに足りないたんぱく質となってしまい、鳥の貯蔵は衰えました。一口大のナゲットにされたり、細かく切ってシーザーサラダの中に入れられる程度になりました。

 ところが今日流れは変わり、チキンはメニューに加えるのにふさわしいものとのレッテルを貼られるようになりました。車に乗ったまま買える店のメニューを見ると、注目を浴びている事が分かります。ファーストフードのバーガーチェーン店では、そのメニューに高級なチキンの品目を加える事は出来ませんが、チキンを主体にした種類のものはグルメスタイルのレストランでは、売り上げが倍増になっているそうです。
 上等のチキンサンドは、花形となっているセントルイス会社の提供するものとの線引きが不鮮明になるほどです。
 この夏にマクドナルドは、チキンの「マクバイト」というものを導入しました。さらにチェダーチーズ、ベーコン、玉ねぎ入りのチキンサンドイッチを市場でテスト中との事です。
 ファーストフード店ではそれらを「新しいアンガスビーフ」(*アンガスは肉牛の品種で軟らかいのが特徴だそうです。しかしその軟らかさを出す為、牧草だけでなく大量の穀物飼料を必要とするそうですから、あまりいただけません)として決定づけようとしているようです。チキンは高い需要があるそうですから。それゆえ成功する為には「チキンゲーム」に参加していなければなりません。
 それらが流行っているのは二つの理由があります。
 1第一に経済的である事です。牛より安いのは当たり前です。ビーフの値段は上昇し続けており(この数か月の旱魃が響いて、価格が30パーセントも上昇)チキンがそれにとって代わっています。
2消費者の見識。チキンなら焼いてもフライにしても、牛よりは健康に良いです。
 聖書を見ると、貧しくて牛を捧げる事の出来なかったヨセフとマリヤは、幼子イエス・キリストを主なる神にささげる為、律法の規定では貧しい人の為のものである、安価な「鳩」を犠牲として捧げました。
 「また、主の律法に『山ばと一つがい、または、家ばとのひな二羽』と定められたところに従って犠牲をささげるためであった」(ルカ2:24)。
 こうした情報に詳しい tsuiteru2772 さんのご報告お待ちしております(笑)