ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

夢を気にしますか

 「私は一つの夢を見たが、それが私を恐れさせた。私の寝床での様々な幻想と頭に浮かんだ幻が、私を脅かした」(ダニエル4:5)。 

 2013年1月12日の朝日新聞では上記の題でアンケートした結果が載っていました。beモニター会員の3,140人が回答しました。
 それによりますと、夢をはっきりと気にする人の割合は18パーセント、少し気にする人は43パーセントでした。それに対して気にしないと答えた人の割合は28パーセント、全然気にしないという人は11パーセントでした。
 結果は程度の差があっても、気にする人の割合が少し上回りました。その理由は「自分の心理状態が表れていそう」「何か意味があるのかと不思議」というのがトップでしたが、「何かの警鐘、警告かも知れない」などと考えた人の数はそれらの半分以下でした。

 そして気になる夢を見た場合、どうするかという問いに対しては、夢は夢として忘れようとする人が一番多く、次に誰にも話さず一人でしばらく悩むという人の数が続きました。
 一方夢を気にしないと答えた人の理由は、曖昧であまり思い出せないというのがトップ、次いで現実とは無関係だと思う、気になるほど意味のある夢を見ないという順になりました。ほとんど夢を見ないという人の数も割合多かったです。

 夢とは本当に不思議なものです。かつては「普段、抑えている深層心理の表れ」などとされていたのが、現在の医学科解釈ではそうした深い意味はないそうです。昔フロイトが考えたような事は、現代ではそれほど通用しなくなったという事でしょうか。
 ですからアンケートでは回答者の様々な夢の内容を紹介しています。一番多かったのが「トイレを探す夢」だそうですが、それはトイレに行きたいという体からのサインが夢に投影されるから、と熊本大学の粂准教授。これは現在の私には当て嵌まりそうです。だいたいそれで目が覚めてしまいます。
 次に多かったのが「試験や学校の単位、遅刻などにまつわる悪夢」でした。私が見る夢の内容はそれが最も多いです。試験、特に数学や国語の試験で時間が足りない、これで失敗すると、希望の学校に入れない、落第するといった事柄です。それが今でも繰り返し生じるのですが、多少覚えがあるのは、初めての高校受験の時の失敗です。最初の科目が国語で、時間の配分を誤り、あせって次の科目から小さなミスの連続、結局第一志望校に入れませんでした。これがトラウマになって、今でも眠りが浅いと出て来ます。
 ともあれ聖書には頻繁に「夢」が出て来ます。良い夢、悪い夢様々です。そして特徴的なのが、その見た夢の実際の成就です。その解き明かしを主なる神がされるからです。「私、ネブカデネザル王が見た夢とはこれだ。ベルテシャツァルよ。あなたはその解き明かしを述べよ。私の国の知者たちはだれも、その解き明かしを私に知らせることができない。しかし、あなたにはできる。あなたには、聖なる神の霊があるからだ。」(ダニエル4:18)。