ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

馬肉を混ぜる

 「あなたがたは、わたしのおきてを守らなければならない。あなたの家畜を種類の異なった家畜と交わらせてはならない。あなたの畑に二種類の種を蒔いてはならない。また、二種類の糸で織った布地の衣服を身に着けてはならない」(レビ19:19)。
 「しかしペテロは言った。『主よ。それはできません。私はまだ一度も、きよくない物や汚れた物を食べたことがありません。』」(使徒10:14)。

 2013年1月15日、アイルランド当局は同国や英国の大手スーパーで売られる冷凍バーガーから「ウマのDNAが見つかった」と公表しました。
 左図はラザニヤ(平たい板状のパスタの一種、またはそれを用いたパスタ料理とありました)。
 ウマのDNAなどとあるので、又遺伝子組み換え動物が見つかったのか、などと早合点しましたが、実際はそうではなく、「牛肉100%と表示された加工食品(*ハンバーガーや冷凍ラザニヤ)の一部に、さまざまな比率で馬肉が混入していることが発覚した事」が問題であるとして、少なからぬ騒動を起こしています。販売大手は既に大規模な回収を始めました。
 なぜかと言いますと、アイルランドや英国では馬の肉を食べる習慣がほとんどないからです。馬は猫や犬と共にスポーツの為とか、ペットのようなものとして扱われ、そうした馬を食べる事には大きな抵抗感があるからだそうです。
 英国等で馬肉そのものはは販売禁止ではありません。でもおよそ80パーセント以上の人々が食べないそうで、売ってもあまり儲からないでしょう。
 本来馬肉はヘルシーで、牛肉より脂肪やコレステロールが少なく、鉄分も含まれており、値段も飛びぬけて高いわけではありません。ですから世界中でむしろ愛好されているようです。最も消費が多いのは中国、次いでカザフスタンだそうです。ロシア、メキシコ、モンゴル、アルゼンチン、日本なども多いほうで、フランスやオランダでも食べられています。鹿肉のような味がするそうですが、私はまだ食べた事がありません。
 表示違反という罪が騒動を大きくしました。上記聖書箇所でも本来2種類の異なったものを混ぜてはいけないという律法の教えでした。さらに動物でもきよもの、そうでないものという区別も律法に出て来ます。しかしイエス・キリストが来られると、それらは全て問題ではなくなりました。「神がきよめた物を、きよくないと言ってはならない」という命令があったからです。ユダヤ人は豚肉を食べませんが、異邦人たる私たちは全く自由です。
 皆様馬肉は好きですか。市場であまり見かけませんし、値段も豚肉と同じくらいかなと思いますが。