ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

 毛髪染料という化学物質の危険性

 「同じように女も、つつましい身なりで、控えめに慎み深く身を飾り、はでな髪の形とか、金や真珠や高価な衣服によってではなく」(テモテ第一2:9)。
 2013年2月20日のデイリメイルコムというサイトに、「何百万人もの女性が使用している毛髪染料は、癌を引き起こす可能性のある化学物質と関連している」といった題の記事がありました。
 英国リーズ大学のデヴィッド・ルイス教授を主体とする研究者たちは、家庭用染毛用品や高級サロンで使用されている染料が、健康へ危険を及ぼす可能性があると言っています。
 科学者たちによると、永久染毛剤の中にある化学物質は、空気中のタバコの煙や他の汚染物質と反応して、私たちに知られている中では最も強力な発癌性化合物を形成する事が出来るのです

 ですから女性の3分の1と男性の10分の1以上の人々が定期的に髪を染めているからには、健康への危険性を数値で表す事が欠かせません。けれども化粧品工業界はその主張に強く異議を唱えています。
 しかし英国ウェスト・ヨークシャー州リーズ市に本拠をおくグリーン・ケミカル社の科学者たちは警告を出しています。
 彼らは第二級アミン(アンモニアの水素を炭化水素残基で置換した化合物の総称で、水素を二つ置換したものを指す)と呼ばれている化学物質が永久染毛剤の中で見つかり、又はその中で形成されていて、皮膚に入り込み、髪の毛に数週、数か月、又は数年も留まる事が出来ると主張しています。
 それがゆっくり時間をかけて、タバコの煙等と反応し、N-ニトロソアミンと呼ばれる毒性の強い化学物質を形成します。それは癌をもたらす事が知られていて、化粧品では使用を禁止されています。
 しかしリーズの研究者たちは、それが単純な化学反応でも生じ得る事を主張しました。
 毛髪染料は以前は乳房、膀胱、卵巣、脳の腫瘍、白血病などと関連していました。その含有物でアレルギー反応も生じており、重大な結果をもたらす人の数も増加していました。
 上記ルイス教授は、「この段階では私たちは生み出されるN-ニトロソアミンの量や、その化合物がもたらす危険性のレベルについて確かな事は言えないけれども、潜在的危険性が存在するのは明確です」と言っています。また「消費者の益を考えると、そうした問題で徹底した、独立の調査が必須です」とも言っています。
 グリーン・ケミカル社の科学者たちは毛髪染料が空気と反応する事については、これまで見逃してきたか無視して来たと言っています。巨大な既得権益があり、その事を秘密にしている化学会社もあります。
 2009年に分かった事は、1年に9回以上も毛髪染料を使っている女性は血液の癌を引き起こす危険性が60パーセントもある事でした。さらに膀胱癌の危険性が長期使用者で起こり得るとして、22の毛髪染料が禁止されました。
 私は改めて上記聖書のような自然体が良いと確信しました。