ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

東京国立科学博物館再訪

 「あなたは釣り針でレビヤタンを釣り上げることができるか…地の上には、これと似たものはなく、恐れを知らないものとして造られた。それは、すべて高いものを見おろし、それは、すべての誇り高い獣の王である」(ヨブ41:1,33,)。 
 レビヤタンは神によって造られた海の巨獣です。旧約聖書でも最も古いヨブ記に詳しい事が載っていますが、魚竜の類と推測されています。
 2013年3月27日、教会のユース・キャンプの一環として、45年ぶりに東京科学博物館を先生子どもたち9人で見学して来ました。テーマは「恐竜の世界 –化石から読み解く–」でした。

 あいにく雨の降り続く寒い一日でしたが、幸い夕方には止み、上野公園の満開の桜を眺めながら帰る事が出来ました。
 しかし春休みとあって、化石を一目見ようと子どもたちが大勢押し寄せ、入口は長蛇の列1時間近く待たされました。館内も暖房が効き過ぎ、広い展示場をのそのそ歩くのは大変でした。写真は特別なものを除き、撮影許可で、これは嬉しかったです。
 
中に入ると全球型映像施設「シアター36○」をまず通過する事になりますが、360℃全方位に映像が映し出され、迫力がありました。
それから各階毎に所狭しとばかり、恐竜の骨の復元されたもの、植物化石、人類の化石など貴重なものがあって、十分楽しむ事が出来ました。朝日新聞によると、人気の恐竜は1トリケラトプス、2ティラノザウルス、3ステゴサウルス…という順番でした。



 ところで聖書によれば、人間と恐竜は共存していた事になりますが、ノアの洪水で恐竜は埋没しました。人間の化石が発見されないのはなぜでしょうか?
 それは人間が高地に逃れたり、泳いだり、出来る限り流木につかまったりしてしばし生き延びる事が出来たからです。でもほどなく死んで体は膨張し、水面に浮かびました。ですから堆積物中に埋没する事例が極端に少なく、化石化する前に腐食し、朽ちていったからです。海生生物と植物がまず埋没し、次いで無脊椎動物(昆虫が主体)、脊椎動物などとなります。それらについてのデータは次の通り。
1全化石の95パーセントが海生生物、2残りの5パーセントのうちの95パーセントが藻類、植物、樹木、3さらに残りの0.25パーセントのうちの95パーセントが無脊椎動物、4最後の残りの0.0125パーセントが脊椎動物で、そのほとんどが魚類です。(http://www.answersingenesis.org/articles/am/v1/n1/humans-and-dinosaurs)。
 というわけで恐竜などの化石、ルーシー、ネアンデルタール人の復元化石の模造品など、たっぷり見学してくる事が出来ましたが、人いきれと、広い展示場を歩き回り、疲れて外に出ました(御爺さんなど高齢者はとても無理)。桜と上野駅前のお店での一杯のコーヒーでやっと元気を取り戻しました。

 *恐竜と人間の共存。現代生きた化石と言われるシーラカンスは地質学では恐竜と共に棲息していましたが、その化石と人間の骨の化石が一緒だった例はありません。しかし現在人間とシーラカンスは共存しています!