ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

火星から取り出された岩石の分析

 「神は二つの大きな光る物を造られた。大きいほうの光る物には昼をつかさどらせ、小さいほうの光る物には夜をつかさどらせた。また星を造られた」(創世1:16)。

 2013年2月9日、米航空宇宙局は火星探査機キュリオシティが初めて火星で岩盤にドリルを突き立て、堆積岩層と思われる地層から、大匙一杯分に相当する灰色の粉末を得た事を発表しました。それはキュリオシティの内部回収システムに送り込まれ、ここで大きさ別にふるい分けられ、地球から運ばれてきた物質の混入を最小限に抑えるために洗浄されたそうです。右画像がドリルを突き立てているところです。

 早速その粉末を分析したところ、硫黄、窒素、水素、酸素、リン、炭素などの元素が含まれていましたが、有機化合物はありませんでした。他にクロロメタンとジクロロメタンという、炭素を含む化合物が発見されました。それらはどこにでもありふれた存在です。生物もまた、それらと同じ元素の多くから成り立っています。
 米航空宇宙局は「この宇宙飛行に関わる根本的な問題は、火星が居住可能な環境を下支えする事が出来たかどうかであるが、私たちは現在その答えがイエスである事を知っている」と言っています。また「私たちは生命を支えるのに安泰で居住可能な環境を発見したので、もし水があちこちにあり、その惑星に居る事が出来たら、飲む事も出来た筈である」とも言っています。http://www.space.com/20182-ancient-mars-microbes-curiosity-rover.html参照。
 しかしそれだけの単純な元素の存在からすぐ「進化論」と結びつけ、諸元素→生命の存在と飛躍させるところに、間違いがあります。
 地球上の全ての有機体は、それを設計する為の青写真と作る為の情報がなければなりませんし、それを組み立てる施行者もいなければなりません。決して自動的に、或いはランダムに出来上がるものではありません。建築物が良い例です。材料があれば自然に家が建ちますか?

 水→化学物質→十分な時間→自然の諸々の作用を通して生命が誕生する、というのは、追試不可能な歴史科学であり、それを事実とするのは、実は進化論者の「信仰」に過ぎません。
 それよりは聖書に啓示されており、設計者たる神が火星も生命も造られたと考える「信仰」の方が優っていると思います。