ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

7月26日(金)首相官邸前抗議デモ

 「すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます」(コリント第一13:7)。

 7月26日、約一か月ぶりに首相官邸前抗議デモに参加して来ました。いつもと違ったのはサンワという会社のポータブル拡声器(3,980円)を持参した事です。外の集会では30人程度の聴衆の前で使うものなので、そんなに迫力はありませんでしたが、ボユームだけでなくエコーの機能も付いていて、調節しながら叫んでいました。

 蒸し暑い夕方でしたが、熱気はむんむん。首都圏反原発連合の陣取っている場所近くは、7時過ぎに一時ごった返して、通行人を妨げる程でした。いつものシュプレヒコールでしたが、「父ちゃん守れ、母ちゃん守れ,兄ちゃん守れ…」というのが入って、ちょっとユーモラスでした。
 30分経過して最初にマイクの前に現れたのは、参議院選議席を増やして勢いに乗っている共産党の2人でした。最初の若い男の人の名前を逃しましたが、2番目は東京選挙区の吉良佳子さん(?)でした。若いので短いメッセージの後のシュプレヒコールは力強かったです。
 6時52分頃SPYBOYさんと再会、がっちり握手をして別れました。情熱と闘志溢れた、しかし優しい人です。そして7時には社民党党首で辞表を出したばかりの福島瑞穂さんが登場しました。選挙には敗北したものの、それにめげず反原発の抗議の演説を行いました。小柄ながら端正で演説がうまいので、見惚れていたらカメラがぶれました(苦笑)右画像。

 2〜3人続けてメッセージを発した後、再びシュプレヒコールに。自転車隊も数が増えているような気がしました。

 この自転車隊の若者たちは初めて見た感じです。左画像の中央の女の子は高校生位でしょうか?そうした若い人がどんどん増えてくれるよう切望します。
 本日は8時までずっと粘り、国会議事堂前駅のほうへ歩き出したら、前方に日の丸の旗が見えました。きっとSPYBOYさんは、その人々と話を交わしたと思います。私はそんなに行けないので、SPYBOYさんの見方が合っていると思いますが、とにかく安倍政権圧勝にもかかわらず、随分参加者が多かったようです。そしてメッセージの中で、とりあえず安倍さん、勝利おめでとうございますなどと、「敵に塩」を送った人もいました。息の長い闘争の、しかし余裕も兼ねた、新たな出発点だったと言えるでしょう。
 駅の階段のところで、いつものたんぽぽ舎のチラシを受け取りましたが、今年の8月は5日、6日と全原発廃炉核廃絶ヒロシマ世界大会も開催されます。原発推進を続ける安倍政権に対するかつてないほどの大集会になると期待しています。
 一方で反原発を掲げて当選した山本太郎氏に対するマスコミのバッシングがすごい事も、チラシから知りました。インタビュー中継で画面を切り替えたNHKには、毎度の事ながら憤怒を覚えます。
 鎌田實さんの本の題名ではないですが、「がんばらないけど あきらめない」で進みたいと思います。