ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

55歳以下で週28杯以上のコーヒーを飲む人は、健康を脅かす

 「あすは死ぬのだ。さあ、飲み食いしようではないか」(コリント第一15:32)。
 2013年8月15日のサイエンスデイリサイトでは、上記の題でサウスカロライナ大学の研究者たち等による研究結果が紹介されていました。この記事コーヒーが話題だったので、日本でもマスコミが結構取り上げていました。

 1979年から1998年の間の17年間で、20歳から87歳までの男女43,727人(33,900人の男、9,827人の女)を追跡調査したところ、2,512人(87.5パ−セントが男、12.5パーセントが女)が亡くなりました(心疾患が32パーセントと多かったです)。コーヒーの消費量や喫煙など幾つかの項目で分析してみたところ、特に55歳以下でコーヒーを毎週28杯以上(1日4杯以上)飲む男女は、全然飲まない男女と比べ、男で56パーセント、女で2倍以上も死ぬ危険性が高い事が分かりました。一方55歳以上では、過剰に飲む人でも特に問題はありませんでした。
 この論文が出されたのは、米国では定評あるメイヨー・クリニックの論文誌ですから、決して軽く見るべきではないでしょう。
 最近の研究では、コーヒーは抗酸化作用など様々な益となる効果がある事が分かって来ましたが、その成分であるカフェインは、副腎髄質より分泌されるホルモンであるエピネフリンの血中放出を刺激し、心拍数や血圧を上げたりする作用もある事が分かっていました。
 まだ追加の調査が必要ですが、若い人々では、何事も極端な場合人体への悪影響がありそうですから、コーヒーなら1日3杯以下にするとかが賢明のようです。私は55歳以上で血糖値が高いですが、その効用を評価します。