ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

みのもんたと息子

 「罪を犯した者は、その者が死に、子は父の咎について負いめがなく、父も子の咎について負いめがない。正しい者の義はその者に帰し、悪者の悪はその者に帰する」(エゼキエル18:20)
 2013年9月26日のハフポストジャパンサイトに、「みのもんた『テレビ出演自粛』で考える:親はいつまで『子どもの責任』を負うべきなのか?」という題で、弁護士ドットコム トピックス編集部の人が執筆していました。
 みのもんたというのは芸名で、本名を「御法川法男」と書きます。御法川という姓を知っていたのは、彼の遠い親戚に私の中学の友人がいるからです。

 私はみのさんの出演しているテレビ番組の中に、「身の上相談みたいな」ものが含まれていて、神でなくてもソロモンのような知恵者の如く、何でも裁く事が出来るような回答をしているのを見て嫌気がさし、テレビを全くみなくなった経験があります。ですから個人的には好きではありません。
 そのみのさんが今ひどいバッシングを受けています。
 きっかけは31歳になった彼の次男男が、8月13日に路上で寝ていた男性からキャッシュカードの入ったバッグを盗み、都内のコンビニ店の現金自動預け払い機から現金を引き出そうとしたとして、9月11日に窃盗未遂容疑で逮捕された事です。
 次男は一旦は身分保留になったものの、10月1日に再逮捕され、3日に処分保留のまま釈放されました。上記ハフポストの弁護士によると、次男はその行為を否認しており、黙秘している事、調書への署名を拒否している事が明らかになっています。被疑者は当然その権利を持っています。
 ところがそれを知った報道陣が有罪と決めつけ、父親がみのさんだった為に、報道陣は標的をみのさんに絞って個人攻撃をしています。つまり不肖の子を育てた親にも責任があるという理由のようです。
 いつもそうですが、どうしてマスコミはこうも自分を正しいとして、他人を攻撃するのでしょうか。聖書でいう典型的なパリサイ人です。それは日本にそうした聖書的な土台がないからです。
 上記聖書箇所は「子は父の咎について負いめがなく、父も子の咎について負いめがない」と明確に記しています。
 しかし事はそれで終わりませんでした。みのさんは「みのもんたの朝ズバッ!」というテレビ番組に出演していますが、それをもって出演を自粛することになりました。
 それについてのハフポストの弁護士のコメントは以下の通りです。
 「今回、みのもんたさんが情報番組への出演を自粛したのは、法的責任によるものではなく、犯罪報道も取り扱う情報番組の司会者役として、視聴者から求められるイメージにそぐわない事態になってしまったという判断ではないかと思います」。
 おそらくは自粛は本人からの申し出というより、テレビ局の圧力もあったと推測されます。
 マスコミ報道陣の傲慢さは目に余るものがあります。イエス・キリストはこうも言われました。
 「あなたがたは、人の前で自分を正しいとする者です。しかし神は、あなたがたの心をご存じです。人間の間であがめられるものは、神の前で憎まれ、きらわれます」(ルカ16:15)。