ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

バナナ菌、昆虫の大発生がその世界的供給の脅威となっている

 「それゆえ、わたしはヤゼルのために、シブマのぶどうの木のために、涙を流して泣く。ヘシュボンとエルアレ。わたしはわたしの涙であなたを潤す。あなたの夏のくだものと刈り入れとを喜ぶ声がやんでしまったからだ」(イザヤ16:9) 
 2013年12月16日のハフポストサイトには、上記の題の記事がありました。
 世界中にバナナの愛好者がいますが、この新しい記事はちょっぴり私たちを心配させます。

 特殊な土壌菌の一つの株であるフザリウムが、モザンビークやヨルダンのバナナを襲っています。
 もしその被害が拡大すると、現在日本が一番多く輸入しているフィリピンの「キャベンディシュ」という品種のものは、重大な脅威となるそうです。ちなみにその高原で出来たものは、メーカーにより「スウィーティオ」などと呼ばれ、スーパーでもわりによく出回っています。
 このフサリウム菌は立ち枯れ病=パナマ病という病気を引き起こします。1950年代この株の別のものが、グロスミッシェル品種と呼ばれている広く栽培されていたものを絶滅させた事例があります。

 キャベンディシュはこうした菌に強かったのですが、今度の「フザリウム熱帯レース4」というものには耐性がなく、世界中のバナナが絶滅の脅威にさらされそうです。『バナナの歴史』という本を書いたダン・ケッペルと言う人は、この菌によるバナナの絶滅は時間の問題だ、と危機感を募らせています。
 さらにです。コスタリカでは、バナナに着く虫であるコナカイガラムシが大発生しているとの事で、「バナナの緊急事態」という宣言が出されています。

 コスタリカ政府ではこの疫病をもたらしそうな虫の発生は、気候の変化によるものだとしています。
 こうした菌と虫の問題で、日本でもバナナが見られなく日が来る可能性があります。バナナは糖尿病にも良いと言われる優良な食べ物です。私も影響大で事態を見守りたいと思います。何となく最近スーパーで買うバナナ、生彩を欠いているようですが。