ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

あまり多くテレビを見過ぎると、早死にの危険性が増すようだ

 「しばらく眠り、しばらくまどろみ、しばらく手をこまねいて、また休む」(箴言24:33)。
 2014年6月25日のサイエンスデイリサイトでは、スペインのパンプロナにあるナバラ大学の研究者たちが、上記の題で、研究内容を発表していました。副題は「1日3時間とすれば、何らかの理由で早過ぎる死の危険が増す可能性がある」というものでした。
 大人が3時間以上テレビを見続けていると、3時間以下の人と比べ早すぎる死の危険性が2倍増すそうです。大学のゴンザレス博士は、「テレビを観るのは、運動をしないでいつも座っている事になります。今後もあらゆるタイプの座って行う行動が増加してゆくでしょう」と言っています。
 研究者たちは若くて健康なスペインの大学卒業者(平均37歳、60パーセントが女性)13,284人を調べ、3つのタイプの座って行う行動と、あらゆる要因による死の危険との関連性を確定しました。即ち1テレビを観る時間、2コンピューターを動かす時間、3運転の時間についてでした。彼らは平均8年間追跡調査されました。そして97人の死亡が確認されましたが、内訳は心臓血管病から19人、癌から46人、他の原因から32人でした。
 そこで1のテレビを観る時間が毎日3時間以上となる人は、そうでない人より2倍も死の危険性がある事が分かりました。しかし2と3については有意な関連性が見い出せませんでした。それにどんな影響があっての事かは、今後の研究に委ねられました。
画像はネットから借用。
 人口が高齢化してゆくにつれ、座って行う行為=特にテレビを観る事=が優勢となりますが、それが老化と関連する健康問題を増加させ、さらなる負担となっています。ですから「大人は身体活動を増やし、長く座る時間を避け、テレビを観る時間を1〜2時間に減らす事を考慮するべきだという事を示しています」とゴンザレス博士は言っています。
 それを受け米国心臓学会では、中程度の有酸素運動を毎週少なくも150分、或いは精力的な有酸素運動を少なくも75分続ける事を推奨しています。またほどほどの筋肉強化から激しい筋肉強化い至るまでを毎週少なくも2日は行うべきだと言っています。
*私たちは生涯にわたり、身体を動かす事を怠ってはならないという警告の研究でした。