ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

二本松視察と引っ越し戦略の根本的見直し

 「あなたのしようとすることを【主】にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない」(箴言16:3)。
 2014年12月29日初めて福島県二本松市を視察して来ました。あいにく気圧の谷で、かなり冷え込み、雪がパラつく月曜日でした。しかし駅に到着してから間もなく止んで、市内を歩き回る事が出来ました。

 予定していたのは2か所で、まず国指定史跡二本松城(霞ケ城)に行きました。坂の多い所で、雪が少し残る坂を慎重に歩き、観光案内に出ている二本松少年隊群像の所から箕輪門などを見ながら、急な階段を登り、一番高い所にある本丸跡まで辿り着きました。1時間半かかりました。双方共残っているのは石垣だけです。

 次は高村智恵子の生家のある所です。およそ駅から2.4キロほどでしたが、一生懸命歩き、4時半位に到着、最初細い道の奥だと思っていたのが、目の前にある旧長沼酒造店跡が生家でした。そしてその裏に智恵子記念館がありました。本日は正月休みの期間で、中に入る事は出来ませんでした。智恵子が愛した阿武隈山系は、あいにくの雪空で見えませんでした。しかし悠々と流れる阿武隈川は、安達ケ橋から覗いて来ました。

 そしてそこの木の椅子に座り、本日宿泊する農家民宿「ゆんた」の仲里さんを待ちました。5時半4輪駆動の軽トラに乗って仲里さんが来てくれました。二本松は雪はそれほどでないけれども、夜の冷えによる凍結が怖いと言っていました。およそ30分走り、二本松の東、戸沢地区にありました。ちなみに私はネットの「二本松 農家民宿」で検索して、ゆんたと出会いましたが、仲里さんは「東和 農家民宿」で検索してみるよう勧めてくれました。帰宅して調べたら、他にも12軒ヒットしました。駅から遠いですが、迎えに来てくれるので、福島復興の為にも是非宿泊してみて下さい。下左画像がゆんたと仲里さん。

 寒い日ではありましたが、ストーブやこたつで十分、寝る時は大きな湯たんぽも用意してくれました。仲里さんは独身なので、独りで一生懸命料理を作ってくれました。素朴な野菜料理で、私には大満足でした。是非仲里さんに奥さんが与えられるよう祈ります。
 それで帰りにたまたま営業していた、地元で有力な賃貸専門の会社に寄って、話を伺って来たのですが、ここでが〜んとやられました。出来るだけすぐに引っ越しと思っていた私が、いかに甘かったかという事を思い知らされました。ほぼ門前払いという感じです。理由は自分の協力宣教師という身分と、月2万という交通費、それに年金が年100万円すれすれという事(大家さんは当然心配します)、さらに年齢が70近いという事、二本松で職を得なければならないという事でした。福島から現状を首都圏に発信し、地元の益の為に働くというのは、全く理由にもなりませんでした。
 ブログ仲間の皆様には、私が40年近く狭心症の母親の面倒を見て来て本格的な働きが出来ず、年金があと1年で2万5千円位という、例外的な特殊事情をご存じないまま、期待感だけ抱かせてしまった事を恥じ、お詫びします。
 引っ越し戦略はもう少し時間をかけて、根本的に見直さなければならなくなりました。もし福島に知己がいて、不動産を介さずとも貸してくれるという情報をもらわなければ、ほぼ絶望的です。正月早々落ち込んでいますが、また祈りながらブログは続けます。
 ずっと私のブログを閲覧して下さっている皆様には、感謝と共に、今年も宜しくお願いします!