ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

東日本大震災復興支援松戸・東北交流プロジェクト「黄色いハンカチ」ミュージック&アロマの日に出席して

 「見よ。兄弟たちが一つになって共に住むことは、なんというしあわせ、なんという楽しさであろう」(詩133:1)。
 2015年2月26日木曜、松戸市の駅近くにあるサロン「黄色いハンカチ」の定期的なイベントに出席して来ました。雨の降る寒い日でしたが、多くの方々が集い合いました。
 最初は毎月配る手紙の封筒に切手を貼ったり、案内を入れたりの作業を皆でしてから、音楽とアロマの時間となります。

 まずはアロマオイルでマッサージを、毎回Sさんが両腕に施してくれます。私は避難者優先で遠慮していますが、どうしてもという事で受けました。腕がホント楽になったよう。

 そしてミュージック。エレクトーンのMさんが主導で、他にオカリナとハーモニカの演奏者が加わり、オリジナルの曲やなつかしい小学唱歌などを演奏してくれます。聴く側も手拍子や実際音楽に合わせて歌います。これが何より力になります。
 支援金は僅か100円で、コーヒーとケーキやパンなどが出ます。それを食べながら聴いたり、隣の方と話したりで、楽しいひと時になります。

 皆さんが作ってくれた様々な作品と共に、最近の新聞のニュースの切り抜きも壁に貼ってあります。小出京大助教の話が載った記事もありました。
 代表の古宮さんを始め、スタッフの方々は、いつも来られる方、久しぶりに来られる方、そして新たに来られた方を温かく迎え、その辛い生活のお話に耳を傾けます。私のようなボランティアなどととても言えない者でも、1か月行けないと、どうしたのかなと心配してくれます。その関心の深さにはもう脱帽です。
 右画像手前左のKさんなどは、大船渡市で津波に出会い、その恐怖がフラッシュバックのように現れて来ると語ってくれました。まず大船渡に戻るのは不可能でしょう。行政に何を言っても、相手にしてくれないので、諦めてこの黄色いハンカチに通っており、皆と「馬鹿話」をしながら、今日この生かされている1日を楽しんでいます。すごく温厚な方で、まるで亡くなった私の母のようです。
 しかし被災された方々が異口同音に怒りを込めて語られる事があります。それは4年になろうとしているのに、被災地が全く変わらない事と、その犠牲の上に東京オリンピックが強行されようとしている事です。
 代表の古宮さんらは、毎月いろいろな事を企画していて大忙しです。3月の行事も目白押しですが、特に28日の「みらいフェスタ2015」(松戸西口デッキ)では、この「黄色いハンカチ」も出店します。1枚100円の黄色いハンカチを買い、東北支援の想い、復興への願いを書いてもらいます。その作品がデッキで掲揚されます。私がサロンの存在を知ったのも、このフェスタに出たからです。引っ越し準備や発掘など超多忙ですが、何とかお手伝いをしたいと願っています。