ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

2ヶ月半ぶりの東日本大震災復興支援松戸・東北交流プロジェクト「黄色いハンカチ」会合に出席して

 「涙とともに種を蒔く者は、喜び叫びながら刈り取ろう」(詩126:5)。
 5月7日以来久しぶりに、松戸伊勢丹横にある「黄色いハンカチ」サロンに、29日行って来ました。2015年度サポーター会員の会費を払う事と、福島での体験を伝える為でした。
 本日は広域避難者交流会の日となっていて、10時〜16時まで自由な交わりの時を持つ事が出来ました。火曜から木曜日まで多彩な催しが用意されています。

 暑さもあって、本日は総数8?名の出席。2Fのサロンに入った途端、初めての若いスタッフKさん(左写真中央)から質問攻めに会い、いっぺんに親しくなりました。
 私が怪我をして帰って来た事や、森林除染の実態など経験した事をほとんど話すと、その光景がよく分かると言ってくれたのが、南相馬市出身で同じような環境に住んでおられた中心的なメンバーの一人Tさんです。

下図中央右奥の方。南相馬で除染の実態を見ておられるから、その欺瞞への批判も厳しいです。
 それであっという間に昼。各自用意してきたものを皆で一緒に食べながら、話が弾みました。漬物やらプリン様のものを持って来てくれた方もいて、分かち合いながら、わいわい楽しく頂きました。
 私が母と慕うKさん(手前左から2人目)は、岩手県大船渡市からこちらに自主避難して来られ、黄色いハンカチの常連です。ご主人が転倒して尾てい骨を打ったとの事で、皆様心配しておられましたが、本日も来て下さいました。治るまでしばらく時間がかかるそうです。機関紙で津波の恐ろしさをリアルに再現してくれました。
 自主避難者の公営住宅入居に対する補助が切られそうという事で、アンケートを渡されましたが、書きながら皆様の話を聴いていて、実に先鋭な批判の意見がいっぱい出ました。五輪廃止の考え方は皆の共有するところですが、国の施策に対する批判の深さに、こちらはたじたじ。女の力、女縁の広がり、軽視すると命取りになりますよ、阿部首相!
 またこの間、私が福島にいた時、図書館でひたすら読んでいた福島民放が届きました。篤志家?が送ってくれているのだそうで、その日の分と纏めた分が保存されているので、私もネットのサイト以外で得られる細かい情報を集めたいと思っています。
 3時近く帰宅する前、歌の日の担当Mさん(左手前から3人目)がエレクトーンで「ふるさと」ともう一曲弾いてくれて、皆で歌いました。あの3・11以前のふるさとはもうありません。それを思うと、歌う度に涙が出てきます。
 福島支援の戦略見直しで、こうした形でのお手伝いも貴重と考え、これからも通いたいと願っています。
 この黄色いハンカチの存在、まだまだ知らない自主避難者の方々がおられるそうです。是非047-7710−5519まで電話して、参加してみて下さい!