ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

2015年8月30日反安保国会前大集会

 「王はこう言っていた。『この大バビロンは、私の権力によって、王の家とするために、また、私の威光を輝かすために、私が建てたものではないか』。このことばがまだ王の口にあるうちに、天から声があった。『ネブカデネザル王。あなたに告げる。国はあなたから取り去られた』」(ダニエル4:30〜31)。
 2015年8月30日(日)は、安倍首相の出した安保法制関連法案に反対する12万人(主催者側発表)の大デモを国会周辺で実現させた記録的な集会の日となりました。
 私は遅れて行ったら、たぶん国会周辺まで辿り着けないと思い、12時には自宅を出て、地下鉄千代田線の日比谷駅で降り、日比谷公園を横目で見ながら、内幸町を右折して国会通りを歩いて議事堂方面に向かいました。霞ヶ関駅付近はまだ歩道が混んでおらず、最初に革マル派のビラをもらい、まだ生きていたのか(笑)と思いながら、その先をゆっくり歩いていました。ところが外務省のある塩見坂を上り始めた頃から、一挙にデモ参加者が増え、いつもの四差路を渡ると、もうほとんど前に進めませんでした。

 そこでは主催者側の担当者が、カンパの袋と共に、本日のプログラムと、表が「戦争させない」裏が「9条壊すな!」と書かれた大きなステッカーを配っていました。これは立派なものでした。帰りにカンパしました。
 進めないところを無理して、何とか国会議事堂信号の前まで辿り着く事が出来ましたが、その先は全く駄目で、皆立ちすくんだままです。写真左。

 私は除染で両足を痛めているので、かつての官邸前のように2時間も立っていられません。幸いな事に本日は国会前庭和式庭園が開放されていて、そこにも多くの方々がいたのですが、鉄柵があるので乗り越える事が出来ません。そこで歩道より一段高くなっているその柵の所に座り込み、2時から2時間、スピーチをする人の声に耳を傾ける事が出来ました。
 写真右は柵の木立の間から撮影。
 2時になっておそらくミサオ・レッドウルフさんのシュプレヒコールから始まり、まず民主党の岡田委員長、共産党の志位委員長、社民党の吉田党首、山本太郎とその仲間たちの某氏と続き、2時半からおよそ14人の方々が5分ほど力強く訴えていました。
 印象に残っているのが、結成されたばかりのシールズの中核的存在奥田氏です。よく通った声で、途中から「どうでもいいなら、総理をやめろ!」と迫力ある大声になりました。
 音楽家坂本龍一氏が登場すると、しばしば大きな拍手がありました。闘病中なので声は太くはなく、短く切り上げていました。他には日本弁護士連合会会長山岸憲司氏、沖縄問題連絡会の服部良一氏などでしょうか。
 最後に主催者側から国会周辺だけでおよそ12万人、全国合わせると70いや100万人近く集っただろうと述べられると、大きな拍手があり2時間の集会が閉じられました。

 心配した警官とのトラブルはなく、整理に当たっている警官も紳士的な対応でほっとしました。帰りは車道にも溢れましたが、特に押し戻そうとする事はありませんでした。
 私が帰途につく頃、若い人々がまた次から次へと集まって来ました。シールズのメンバーでしょうか。SPYBOYさんがその集会に間に合えば行くとあったので、そちらの報告に期待したいと思います。