ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

カルロス・ゴーンの逮捕

 「悪者は偽りの報酬を得るが、義を蒔く者は確かな賃金を得る。このように、義を追い求める者はいのちに至り、悪を追い求める者は死に至る」(箴言11:18−19)
 カルロス・ゴーンと言えば、いち早く日産座間工場の閉鎖を思い浮かべる。1964年日産座間工場が稼動を始め、その3年後の1967年私の家族は座間に引っ越した。そして父が亡くなった後、心臓の具合の悪い母親のケアをしながら、座間工場の下請けの会社で板金などをやっていた。1986年伝道の為大阪に引っ越す直前まで座間にいたから、約18年ほど座間に居たことになる。生まれは東京だが、12年しかそこにおらず、事実上座間が故郷のようなものだった。だから日産座間工場は自転車でよく通った。車両生産工場として日産の主力だった。
 それが1995年姫路の北に住んでいた頃閉鎖になった事を知った。その後の日産経営立て直しがゴーンの辣腕による事も分かった。カルロスという名称は南米出身だからかなと思っていた。やはりブラジル生まれだった。パリに渡り高等職業教育機関の一つに合格したので、以後の経歴は人も羨むほどだったのだろう。
 企業トップとして途方もない報酬を得ていたのも、新聞記事で記憶している。カリスマ的存在だった。
 しかしカネという偶像崇拝で、悪魔に引っかかってしまった。偶像は地に落ちた。実際の報酬が計約99億9800万円だったにもかかわらず、計約49億8700万円と偽って記載したと報じられている。
 有罪になるかどうかは分からない。しかし上記聖書個所にあるように、偽りの報酬を得ていたのなら、もう死んだも同然である。
 しかし聖書の約束は誰でも悔い改めて主イエス・キリストを信じるなら、救われていのちに至る。是非その事を知って欲しいと思う。「悪者はおのれの心の欲望を誇り、貪欲な者は、【主】をのろい、また、侮る」(詩10:3)という道を選択しない事を望む。私たちも義のわざを行い、確かな賃金で満足する事を求めたいと思う。