ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

南相馬市鹿島区の縄文時代クルミ入り籠

 「アダはヤバルを産んだ。ヤバルは天幕に住む者、家畜を飼う者の先祖となった。その弟の名はユバルであった。彼は立琴と笛を巧みに奏するすべての者の先祖となった。ツィラもまた、トバル・カインを産んだ。彼は青銅と鉄のあらゆる用具の鍛冶屋であった」(創世4:20−22)
 南相馬市鹿島区鷺内で、縄文時代晩期のオニグルミ数百個の入った籠が発掘された。保存状態が良く画期的な成果だと思う。左下はウイキより借用。

 場所は常磐線鹿島駅から西に15分ほど歩いた所にある。直ぐ近くを真野川が流れている。ネットで見ると、北側低地に掘られた貯蔵穴みたいだ。普通住居址は水源に向かう、なだらかな南斜面か、それより上にある。
 しかし晩期となると低地にも進出し、そこにも集落が形成された。弥生時代の代表的な低地性集落としては、静岡の登呂遺跡がある。
 いすれにせよ、河川が近ければ洪水も起きる。一瞬にして埋没してしまうから、その発見も偶然という事例が多い。徐々に埋没なら腐食して籠など一切残らない。
 一瞬にしてという事が大切で、それは化石でも同じだ。良い例がノアの洪水による埋没で、グランド・キャニオンが良く知られている。その地層に見られる動植物は、神による創造以来の種類で、基本的に変化がない。進化論は間違いである。
 この鷺内遺跡の籠は、熟練の作り手による精巧なものである事が分かる。縄文人の知恵もたいしたものだ。
 冒頭の聖句は創世記の第四章だが、既に農耕を行う者、牧畜業を営む者、音楽家から、鍛冶屋までいる。人間はそうした能力を備えて造られたから、やはり進化などない。創造から今日までの人間を一瞥すると、むしろ退化しているのではないかと思うくらい悪くなっている。「人種」などという言葉を作り出した人も、その信奉者もひどい差別を行い、劣化しているではないか。
 今はクリスマスで忙しくて行けないが、この遺跡の近くに中学時代の友人が住んでいるから、休養の為農家民宿へ二泊位したいなと、計画を練っている。そこで旧交を温め、遺跡も見学したいと思う。もう少し北まで足を伸ばすと、AO153さんお住まいの相馬市に行けるのだが、そこまで身体が持たないような気がする。