ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

水道事業の民営化

 「また言われた。『事は成就した。わたしはアルファであり、オメガである。最初であり、最後である。わたしは、渇く者には、いのちの水の泉から、価なしに飲ませる』」(黙示21:6)。
 2018年12月5日の福島民報に、「水道『民営化』法成立へ」という見出しのコラムが載った。まさかと思ったが、事実だった。現政権は本当にひどい事ばかりする。そして6日改正水道法が成立してしまった。蛮行もよいところだ。
 民営化の長所・短所というか、短所の目立ったのが郵政民営化だった。庶民にとって身近な存在だったものが、肥大して次第に疎遠な存在となった。リスクの多い金融商品が出回るようになり、投資信託などが郵便局の窓口で取り扱われるようになった。
 水道民営化だが、自分が描いた疑問は既にマスコミが取り上げていた。主なものとして1水道料金の上昇、2水質の悪化が特に懸念されるという。
 既に10月7日のブログでも、雇用促進住宅の民営化を取り上げ、長期的に家賃が低く抑えられるという謳い文句を、幻想だと推定した。水道もそうで、現在フランス大手の民間水道会社ヴェオリア社というのが、買収で名乗りを上げる事になりそうだ。ちなみに福島民報はフランスのパリ市を例に挙げ、ヴェオリア社などとの契約により、約25年間で料金が3・5倍になったそうである。ネットの情報ではその社員が日本の内閣府と深く関与していたらしい。ならば密議により、余計料金アップに繋がるだろう。
 料金高騰と共に水質悪化も世界中で続出し、実に世界三十三カ国のうち、二百六十七都市で、再び公営化されたそうである。
 なにしろ、いのちの水だから、家計を預かる人はもっと民営化の危険性を、声を大にして叫んで欲しい。
 冒頭の聖句は神が価なしに霊的ないのちの水を与えるという約束である。それは主に助けを求める人に提供される。これを宣言されたイエス・キリストは、最後の審判でも蛮行者に審判を下されるだろう。
 あまり深く考えすぎるとストレスになる。こうした野蛮な政権を早く引き摺り降ろして下さい!というのが、私の切なる祈りである。