ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

勿来学校給食共同調理場が準優勝

 また闘技をする者は、あらゆることについて自制します。彼らは朽ちる冠を受けるためにそうするのですが、私たちは朽ちない冠を受けるためにそうするのです」(コリント第一9:25)。
 2018年12月11日の地元紙は、勿来学校給食共同調理場が全国給食甲子園に、北海道・東北ブロック代表として出場、準優勝に輝いた事を伝えていた。こういう受賞は勿来に住む者の一人として大変嬉しい。
 この共同調理場はいわき市の南台という所にある。以前ブログで双葉町の応急仮設住宅を取り上げた事があるが、この調理場はその直ぐ北側にある。その応急仮設住宅が閉ざされ、住民の大半は現在勿来町酒井にある災害公営住宅に引っ越して来た。それも最近のブログで取り上げた。

 レシピは主食の麦ご飯に、いわき産ネギとナシによるソースを用いての、シマガツオのから揚げ、エゴマの風味を生かしたひじきとエリンギのマヨネーズ和え、流鏑馬汁、農協牛乳である。画像はネットから借用。
 地元産をふんだんに使った素朴な料理である。これが全国大会で準優勝というからたいしたものだ。

 右図のシマガツオ初めて聞いた名前である。エゴマはいわき産として時々ニュースに出て来る。その油が重宝される。

 福島に引っ越して来る前は、調理の形など全然関心が無かった。
 しかし引っ越して来てから、調理は文化だと思った。いちょう切りなど食材の切り方からして目を見張った。教会に通う者だから、毎日曜礼拝後の愛さんで、ベテラン教会員による料理の出し物は、いつも食欲をそそる。材料が素朴でも美味しいと唸らせてくれる。
 私などは独身で忙しい身だから、味噌汁に豆腐を入れる時など、その分だけ切り分けて流し込み、汁の中で切っているから、形はめちゃくちゃ、見た目にも美味しく感じない。
 福島特有ではないにしても、福島には豊かな食文化がある。また食育もしっかりされているから、若者のグループでは親がいなくても立派なものを作る。

 70歳以上の教会員が対象の「お元気です会」は、年1回だが大きな楽しみの一つである。今そのリーダーは、新たな教会の施設設計で多忙なので、今年は見送られた。参考までに2017年3月3日の会の食膳を公開する。まさにプロの腕だ。
 3・11で放射能汚染された福島だが、間もなく8年、是非出来るところから頑張って欲しいと思う。