ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

最近の大規模な太陽コロナ質量放出(CME)でも、地球が守られているわけ

 米航空宇宙局(NASA)は、6月7日に太陽の大爆発があった事を写真と共に公開しています。

 この劇的な太陽爆発(=フレア)がどんなに凄いものかは、水素爆弾にして10万〜1億個と同等とウイキペディアにある通りです。何物をも一瞬にして焼き尽くしてしまうこの炎、私たちの想像を遥かに越えてしまいます。
 ネットで調べると、この太陽が放射する電磁波は、波長の短いものから分けて行くと、γ線、X線、紫外線、可視光、赤外線、マイクロ波、電波などとなっており、太陽爆発ではα線β線、電子、ヘリウム原子核、陽子も放出されます。太陽外側の赤く輝く彩層のさらに外側にコロナと呼ばれる希薄なプラズマが広がっています。プラズマとは高温の為に、ガスの分子が電離し、陽イオンと電子の混合状態になっているものの事です。この太陽爆発に伴い、突発的にこのプラズマの塊が太陽から惑星間空間内へ放出される現象を、コロナ質量放出(CME)と呼びます。これが地球の磁気圏に衝突すると、大きな地磁気変動が引き起こされ、オーロラ(極光)が観測されます。コロナ質量放出で放出された大量の光子、陽子、電子はしばしば地球の方向へ向かいます。

 この画像は片岡龍峰氏のサイト(http://sites.google.com/site/ryuhokataoka/study_j)から拝借し、少し加工しました。
 そこで米国創造研究所(ICR)のブライアン・トーマス氏は、こう言っています。「太陽爆発で放たれた放射線の中には、電磁波スペクトル(*上記電磁波の強さを波長順に表したもの)のX線端に存在するものがあり、健康の為に良くありません。でもその磁場がこの深刻な危険から地球の生命を守っているのです。もしそこに磁場が存在しなければ、生物の存続は不可能でしょう」。
 そしてまた太陽と地球との関係で言えば、地球はゴルディロックス域にあり、太陽から「全く適切な」距離にある為、水惑星の姿を保つ事が出来ているという意味の事を述べています。ゴルディロックスとは、「暑過ぎもせず、寒過ぎもせず」という意味があり、経済学なら「インフレでもなく、景気後退でもない適度な経済状態のこと」を指しています。
 トーマス氏はそれらの事が神の目的を持ったデザインの産物である事を強調し、創造主の注意深くも素晴らしい技術によるものと述べています。
 もし微量であっても、太陽爆発でやって来たX線やγ線地磁気で阻害されなかったら、とうに人間の致死量を越えてしまうでしょう。あるサイトの著者はコロナ質量放出が地球を向く確率は4分の1Π(パイ)=8パーセントで、もし真っ直ぐ地球の方向を向いていたら、地球そのものも危なかっただろうと言っています。しかし創造主はまた救い主、助け主でもありますから大丈夫です!