ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

青色発光ダイオードの危険性

 「その日、エリは自分の所で寝ていた。──彼の目はかすんできて、見えなくなっていた」(サムエル第一3:2)。
 2015年2月16日の東京新聞に「大丈夫か青色LED 光と網膜障害」という見出しで、昨年6月岐阜薬科大学が青色発光ダイオード(LED)から発せられる青い光が、目に損傷を与える仕組みを解明した事を踏まえて、その事をやさしく紹介していました。
 ご承知のように青色発光ダイオードの研究で、昨年カリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授がノーベル賞を受けました。各メディアはその光の部分を一斉に報じました。
 しかし岐阜薬科大学の原秀影副学長らは、それより前から青色LEDの負の部分をずっと研究していた事になります。論文はhttp://www.nature.com/srep/2014/140609/srep05223/full/srep05223.htmlより見られます。
 電車に乗ると、一斉にスマホに夢中になっている人々ばかりという特異な光景になります。その画面は青色発光ダイオードから発せられる青い光の輝きで、明るく見やすいです。ノートパソコンの白色とは際立った違いを見せています。
 しかし青色光は「波長が短く、エネルギーが高い」のです。きっと目の細胞に障害が出るでしょう。
 そこで原氏らはマウスの網膜から培養した細胞に、LEDの強い光を24時間宛てて、細胞が受ける影響を調べました。

画像は上記論文から私がペイントで作成。
 その結果青色光と白色光では、過半数の細胞が死滅し、しかも青色光のほうが白色光よりも障害が強かった事が、画像からもよく分かります。一方緑色光では影響はありませんでした。
 原氏は「波長の短い青色光は、角膜や水晶体を通り、目の奥の網膜まで達する。活性酸素を発生させて、そこに障害を起こす」と見ています。活性酸素は血管を障害し、老化や癌化を促進する有害な物質です。
 私はかなり長い時間、白色光のパソコンに向かっています。スマホは使っていません。しかしこの白色光が青色光と同じ位目によくないと分かり、少々不安になって来ました。まして糖尿病があるので、そのがっぺいしょ合併症としての網膜症にも、さらに悪い影響を与えるのではないかと危惧しています。
 しかし東京新聞によれば、青色光は、本来は昼間の日光にしか存在しない…午前中は適量を浴び、夜間は減らすのが望ましい」とありました。夜間はよくないと分かっていて、ついついというのも、生活慣習病です。気をつけないと。