ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

聖書記載のレビヤタン化石発見か

 6月30日のBBCニュースに、ペルーで発見された巨大な海の怪獣の化石の事が紹介されていました。それはネイチャー誌で発表されたものが元になっているようです。私はそちらを見ていませんが、BBCのニュースで十分想像出来ます。公共放送のものなので画像拝借。

 それによりますと、2年前ペルーで発見された「1200万年前」の堆積層出土の頭蓋骨や歯の化石は、規模と様相からマッコウクジラに似た海の巨獣という事で、BBCの書き手は、ネイチャー誌の研究者たちがそれを「レビヤタン」と名付けた事を報じています。
 この海獣の歯は現在のマッコウクジラのものの2倍はあるそうで、上顎と下顎に付いていました。ちなみにマッコウクジラでは下顎にしか付いていません。
 体長は17メートルを越えるそうで、8メートルの海の生物を捕らえ、その強力な歯で砕いて飲み込んだものと思われます。
 創造論者たちもこの記事に注目しており、AiGサイトの7月3日付けニュース・トゥ・ノートで早速この海獣を分析しています。
http://www.answersingenesis.org/articles/2010/07/03/news-to-note-07032010
 それによりますと、ネイチャーの研究者たちはこの海獣レビヤタンが単なる伝説の生き物でなかった事を認めていますし、AiGの研究者たちもまさにそれこそが聖書に出て来るレビヤタンに違いないという事で、意見が一致しています。
 レビヤタンは聖書辞典で検索しますと、ヨブ3:8、41:1、詩74:14、104:26、イザヤ27:1(ここでは2回出て来ます)と、計6回出て来ます。いずれも旧約聖書です。
 特に詩74では14節の前の13節で「海の巨獣」と記されています。さらにイザヤ27:1では「その日、主は、鋭い大きな強い剣で、逃げ惑う蛇レビヤタン、曲がりくねる蛇レビヤタンを罰し、海にいる竜を殺される」となっていて、レビヤタンが海蛇、海の恐竜と同義になっています。
 ネイチャーの研究者たちはこの化石海獣をクジラ類のようなものとしていますが、AiGの研究者たちは、もっと正確には「レビヤタン」だと呼ばれるべきだと主張しています。聖書によればそれは主が創造されたものです。他の恐竜が陸生のものであったとすれば、これは海の恐竜という事になります。しかも年代は1200万年前ではなく、ほぼ6000年前になるでしょう。分厚い堆積岩層出土の化石ですから、おそらくノアの洪水の大激変で死んだものでしょう。
 こうした化石の出土はますます聖書の史実を確証するものとなる事でしょう。