ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

最新の月の動向

 月は一般に地球と同じ位古く、今からおよそ45億年前というのがこれまでの常識でした。ところがそれを覆す証拠が米国航空宇宙局(NASA)の宇宙探査機ルナー・リコネサンス・オービターによって明らかにされています。http://www.nasa.gov/mission_pages/LRO/news/lunar-graben.htmlで、トーマス・ワターズ博士が語っています。英文の分かる人は音声で聴く事が出来ます。月の裏側の高地と海で発見された証拠です。
 地殻変動によって生じる断層の典型は、押されてずれる逆断層と、引っ張られてずれる正断層です。

 月の場合まず冷却し、地殻が収縮した際に形成されたと考えられる逆断層の一つ衝上断層ローベイト・スカープ(葉状の崖または耳たぶ状の崖などと訳されています)です。これは搭載カメラにより、2010年8月に捉えられた高精細画像です。高さ数百メートルと言われています。

 次に地殻が引っ張られた際に出来たと考えられる正断層による線形の谷=グラーベンです。これは2012年2月に発表されました。こちらの線形の谷の画像は今ひとつわかりにくいですが、矢印の部分をよく見ますと、衝突クレーターを切って、その形を崩しているのが読み取れます。

 この線形の谷=地溝は、地球上ではアフリカ大地溝帯として見られます。
 分析によるとこの線状の谷の深さはおよそ20メートルだそうです。月面で複数発見されました。研究者たちによれば、この線状の谷の存在は、ところどころで月を収縮させる力よりも引っ張る力が勝っていた事になります。なぜなら収縮力の方が強ければ地溝は形成されなかったでしょうから。しかし…。
 研究者らは「依然として高温な月内部の冷却によって月全体は収縮していると考えられているが、これら小さな地溝の形成は、月の収縮する力はそれほど大きいものではなく、また月がいまだに活動的であるという事実を示している」と言っているそうです。いまだ活動的であるという事は、月がまだ若く、45億年ではなく、4,500万年前と推定されるそうです。
 この記事はAiG(=答えは創世記に)サイトでも、「注目すべきニュース」として取り上げられました。そこでは上記ワターズ博士は、4,500万年どころか、40年前にでも起こり得たと言っています。この月の若さを考えると、AiGの主張する如く、やはり6,000年前が妥当で、聖書の述べている第四日目の創造となります。
 「それで神は二つの大きな光る物を造られた。大きいほうの光る物には昼をつかさどらせ、小さいほうの光る物には夜をつかさどらせた。また星を造られた」(創世1:16)。
 これを信じるかどうか別にしても、月の年代が45億年前というのは、NASAによって正式に否定された事になります。天文学者たちは今混乱の中に居ると思います。