首相官邸前のデモ
「わたしは、あなたがたに言います。求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます」(ルカ11:9)。
本日はSPYBOYさんがお休みで、私も日程としてはきつかったのですが、このところの安倍内閣のひどい原発推進策で、我慢出来ず、万難を排してという形で参加しました(笑)
ところがいざ出ようとしたら、肝心のデジカメが無い!さんざ捜した挙句、先日教会で行われた告別式で撮った後、忘れて来たらしい事が分かりました。それで急遽以前落として駄目にしたカメラの代替カメラ(スマートメディア使用です)を持って出かけました。
6時20分既にシュプレヒコールと太鼓の音が大きく響いています。
まずはいつものマイク設置場所へ。
30分ほど声を上げていましたが、これまでと少し違うのは、安倍首相が原発輸出を盛んに煽っている為、「原発売るな!どこにも売るな!」「トルコに売るな!」「インドに売るな!」といったものが新たに加わっていました。
7時過ぎに数名の方がマイクを握られましたが、一人の老女の方(当然戦前の事を良くご存じ)の訴えが切々たるもので、「被爆国なのに、なぜ反対しない?被ばく労働者をどう考えている?」と、諄々たる口調で説いておられました。
本日はどんより曇っていましたが、参加者の数は減ってはいないと思います。30代位の女性が目立ちました。いつもの自転車隊ですが、本日初めて見たのが、自転車の後ろにリヤカーのようなものを取り付け、いっそう目立つようにしたプラカードを掲げていた若者です。英語のロゴの右にピンクのハートを描いたのが鮮やか!出勤から帰宅に向かう青年たちも列に加わっていました。
7時35分頃双葉町から来られた白髪の御老人がマイクを握られました。
どなただと思われますか?双葉町前町長井戸川克隆氏でした。「放射能を直接浴び…助けを求める老人・病人の方々が多く…人生もう終わりかと思わせられました。あと何年生きられるだろうかと思った」。一際大きな拍手が起こりました。
プラカードを掲げた左隣の女性の方は、「皆様のご支援に感謝しています」と短く述べられました。ここで私もじ〜んと来て、目に涙が…。
終了10分前にはシュプレヒコールもテンポを速めた為、参加者の声もボルテージがあがり、熱気が満ちました。
画像はズームの効かない130万画素のもので、スミマセン(泣)