ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

米最高裁、結婚防衛法における同性婚者の不利益を違法とする判決下す

 「しかし、創造の初めから、神は、人を男と女に造られたのです」(マルコ10:6)。
 「さばいてはいけません。さばかれないためです。あなたがたがさばくとおりに、あなたがたもさばかれ、あなたがたが量るとおりに、あなたがたも量られるからです」(マタイ7:1,2)。 
 2013年6月26日、米国最高裁同性婚者が受ける様々な便益を妨げる法律を違法とする判決を下しました。
 発端は1996年に出された「結婚防衛法」(連邦法)で、その法を要約すると「結婚とは、夫と妻としての一人の男と一人の女の法的結合を意味し、連邦政府としては同性婚者について法的保障や保護をいっさい与えない」という事です。これに対してニューヨーク州同性婚者が、それは合衆国憲法修正第5条(=自由・財産などを保障)に違反するとして訴えていました。
 判決によれば、最高裁はそれが米国全土で認められるべき憲法上の権利であるかどうかという判断を避けました。ですからなお30の州が結婚を男女間に限定しています。

 では聖書はどう言っているのでしょうか?
 「神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された」(創世1:27)。
 「それゆえ男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである」(創世2:24)。
 「イエスは答えて言われた。『創造者は、初めから人を男と女に造って、「それゆえ、人は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となる」と言われたのです。それを、あなたがたは読んだことがないのですか』」(マタイ19:4,5)。
 これらの箇所から分かるのは、旧約聖書の始めに、結婚は一人の男女が結合する事を神が定め、新約聖書で救い主イエス・キリスト旧約聖書のその個所を正式に認めておられる事です。
 新約の伝道者パウロは「…女は自然の用を不自然なものに代え、同じように、男も、女の自然な用を捨てて男どうしで情欲に燃え、男が男と恥ずべきことを行うようになり…」(ローマ1:26−27)と、厳しい指摘をしています。
 しかし救い主キリストの福音は、そうした行為をしていた人々でも、信仰によりその罪を赦され、救いに与かれるという事なのです。私たち全ての者が神の基準に達する事が出来ない罪人です。しかしキリストの救いの対象者は、誰も分け隔てがありません。同性愛者も含めた全ての未信徒が対象です。私たちは福音の真理をいかなる人とも分かち合う事が出来ます。神はいかなる差別をも赦されません。
 私があえてこのような記事を書いたのは、SPYBOYさんのブログ(http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/mobile?date=20130628#1372431502)がきっかけです。少しは理解して頂けたでしょうか?
 これを書きながら、創造論のCMIサイトも参照しました(http://creation.com/scotus-gay-marriage)。
 私たちが気をつけなければならないのは、差別されている人々を個人攻撃する事です。東日本大震災ではそれを多く考えさせられました。
 上記のような厳しい神の基準は不変、その為に十字架で死に、あらゆる罪の問題を解決し、今天にて全ての人が罪を離れ救われる事を祈っておられるキリストも不変です。変わったのは同性愛者を許容する文化です。