ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

発掘中です

 「管理人は心の中で言った。『主人にこの管理の仕事を取り上げられるが、さてどうしよう。土を掘るには力がないし、物ごいをするのは恥ずかしいし』」(ルカ16:3)。
 この6月27日に退院してから、糖尿病の管理が大変で、まだ慣れないうちに、7月8日の発掘日を迎えてしまいました。場所は千葉県としか言えませんが、電車と友人の車で2時間かかります。コンクリート用の砂を採掘している場所です。拡張を目指してやっていたところ、遺跡が見つかりました。
 かなり山の上のほうで、調査区域は1万平方メートルにも及ぶ広大なところです。

 表土剥ぎのユンボが懸命にやっていますが、まだまだ終わりません。発掘そのものは11月末までを予定しています。かつてない長い期間です。
 梅雨明けでない時より、朝から夕方まで太陽がギラギラ、ジョレンという土を薄く剥いで行く道具と、移植コテ、根っきりハサミ、土を入れる箕、そして土を運ぶ一輪車をフル稼働させて、大汗を掻きながらやっています。非常に疲れますが、何が出るか、どこに住居跡があるか探りながらの仕事は、さほど苦にはなりません。しかし梅雨が明けた途端、熱中症寸前の人々が続出しています。身体が大切、十分気をつけて続けて行くつもりです。
 時代は縄文早期という事で、隆起線文を特徴としています。しかしこれまで掘って来たところでは、完全な形の土器は出ていません。小さな破片ばかりです。

 比較的目立っているのが、黒曜石で作った鏃です。これも完全なものはなかなかありません。しかしこの石は日本でも出土する地点が限定されていますから、ここに住んでいた人々と、そうした地域の人々との交流があったのは間違いないでしょう。

 他にも讃岐石で作った?と思われるナイフのような石器も見つかっています。
 私は日曜は教会で1日になるので、週の適当な日に休まないと持ちこたえられないでしょう。でも7月24日の診察で、昼はインスリンを打たなくてもよくなったので、低血糖はまず心配ないと思います。
 というわけで帰宅してからも晩の食事の支度、翌日朝の食事の支度、弁当の支度をして血糖値を測り、インスリンを8単位打たなければなりません。それでやっと食事になります。
 とてもブログ作成や更新どころではなくなりそうですが、週半ばの休みの時、頑張ってみます。閲覧して下さっている皆様には心からの感謝と共に、コメントが出来ないのが残念です。いつも暖かい気遣いありがとうございます。