ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

ウェインスコット・キャピタルの創設者ギルバート氏、マンハッタンのアパートで殺される

 「潔白な人の道は、その正しさによって平らにされ、悪者は、その悪事によって倒れる」(箴言11:5)。
 2015年1月5日のブルームバーグサイトに、上記の見出しの記事がありました。
 ウェインスコット・キャピタルというのは、シカゴトリビューンサイトにずばり「70歳のヘッジファンド創設者、マンハッタンのアパートで撃たれて死ぬ」とあるように、ヘッジファンドの事です。
 ヘッジファンドとは何でしょうか?ネットで調べて纏めると、「通常は私募によって機関投資家や富裕層などから私的に大規模な資金を集め、株式、債券、商品、金融派生商品などに分散投資し,高い運用収益を追求する投資信託…割安の投資商品を買い,割高の投資商品を同時に売るという投資手法によって,市場変動の危険を回避(ヘッジ)することからヘッジファンドと呼ばれる」などとあります。
 2008年のリーマン・ショックでは、ヘッジファンドも、さすがに危機をヘッジ(=回避)出来ませんでした。この破綻で世界経済危機がもたらされ、その影響はいまだに続いていると言われています。画像はhttp://www.hikaku-fx.sakura.ne.jp/lira/kawase.htmlから借用。

 ウェインスコット・キャピタルは、トーマス・ギルバートという人が2011年という比較的最近の時期に創設した、ロング/ショート「株式市場において、値上がりが期待できる割安な銘柄(過小評価された銘柄)を買い、同時に値下がりが予想される割高な銘柄(過大評価された銘柄)を空売りする。株式などを買うことを『ロング』にすると言い、売ることを『ショート』にすると言う」<=投信資料館サイトから一部改変>ヘッジファンドです。ギルバ−ト氏は2011年までに、「25年間にわたり、パブリックエクイティファンド(=株式市場に上場している株式を投資対象とするファンド)や、プライベートエクイティファンド(=非公開株式を投資対象とするファンド)による取引で、投資して来た実績に基づいている」と述べています。そしてこのヘッジファンドは、生命工学や医療保険などへの投資に焦点を合わせています。500万ドルを運営し、さらに投資家からの資金調達を狙っています。
 ギルバート氏はプリンストン大学や、ハーバードビジネススクールで学んで来ました。まだ70歳という若さなのに、何者かによって拳銃で頭を打たれ死にました。「しかし悪者は滅びる。【主】の敵は牧場の青草(*短命の譬え)のようだ。彼らは消えうせる。煙となって消えうせる」(詩37:20)。
 ヘッジファンドは悪でないという人がいますが、私は聖書から悪だと確信します。「利得をむさぼる者は自分の家族を煩わし、まいないを憎む者は生きながらえる」(箴言15:27)他。
 そしてヘッジファンドの多くがタックスヘイブンであるケイマン諸島に籍を置いている事は、私も前のブログでそれを学び、ちょうど良い機会だと思い、また勉強し(汗)書き記した次第です。